「沽券に関わる」

という言葉をしばしば、

耳にすることがあるでしょう。

これは、

「評判,

品位,

体面などに差し障りとなる」

という意味です。

「沽」はもともと

「売る」の意で、

「沽券」は、

売り主から買い主に渡す

「売り渡しの証文。

土地,山林,家屋の売買,

所有を証明する文書」を

指しました。

これが転じて、

土地の売値を指すようになり、

さらに体面や品格を

表わす言葉へと

変化していきました。

体面や品格は、

おおむね人に対して使いますが、

「我が社の沽券に関わる」と

表現する場合もあります。

業績は、

企業の営業成績を表わす言葉です。

企業の品格は、

長期にわたる誠実な企業経営の

蓄積によるものです。

取引先や顧客、

ひいては社会全般からの

厚い信頼や信用の上に徐々に

磨かれ、築かれていくものでしょう。

それは、

社員一人ひとりの業務に

向かう誠実な姿勢抜きには、

得られません。

「信頼を築くのは自分」と

自覚して、

今日一日の仕事に向き合いたいものです。


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