人は得てして、

成果の上がったことに関しては自分を誇り、

その逆に失敗や

上手くいかなかったことに関しては、

人のせいにしてしまう弱さを持っています。

本田技研工業を創業した

本田宗一郎氏は晩年に、

「一番後悔したことは、

自分の会社に

『ホンダ』という

名前をつけたことだ」と

語っていたといいます。

会社は一人でつくったわけではなく、

皆でつくったのであるから、

いつまでも本田と

言っているのは恥ずかしいと

思っていたのです。

本田氏は自身の子を後継とせず、

また三代目の社長就任パーティーには

参加しませんでした。

参加しない理由を問われた時に、

「私が行ったら、

みんな私に寄って来る。

今度社長になった人に失礼ではないですか」と

答えたそうです。

世の中に名を馳せる大きな

事業を行なったにもかかわらず、

自分を誇らず常に泰然自若としているところに、

多くの人は大きな魅力を感じるのでしょう。

自分を認めてもらいたいと

思う欲求は、

誰しも少なからずあります。

しかし、

多くの仲間たちに支えられていることにも、

思いを馳せてみたいものです。


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