道端にゴミを捨てた

A氏の姿を見て、

B氏は「世の中には、

人を捨てる奴と拾う奴がいる。

そんな捨て方をすると、

人を捨てることになるぞ」と

言いました。

A氏は、

その言葉の真意がつかめないまま、

一年の月日が流れました。

ある日、

A氏は会社の研修で

「物=者(人)」と教わりました。

講師は「まだ使える物を捨て、

次々に買う人がいる。

物を粗末に扱う人は、

人の接し方もぞんざいになる。

人間関係を良くしたいと思うならば、

普段から物の扱い方を

ていねいにしなさい」と

伝えました。

A氏はハッと一年前の

言葉が甦りました。

B君の言い方は少し

乱暴だったけれども、

このことを私に伝えたかったんだと、

初めて理解したのでした。

一流の職場人は、

物への接し方がていねいです。

それは自己の働きを

助けてくれる物であり、

大切な人と同様に、

命ある物と考えているからでしょう。

身の回りの物に対して、

粗末に「扱う」のではなく、

人と同じようにやさしく

接すると思えるようになった時、

自己の働きが変容していくのです。



ペタしてね読者登録してねアメンバー募集中フォローしてね読者登録してねペタしてねアメンバー募集中フォローしてね読者登録してねペタしてね