特急列車に

乗車したFさん夫婦は、

指定席に座り食事を

とり始めました。

次の駅で乗客が数人乗り込み、

その中の一人の男性が

Fさん夫婦の通路際で

立ち止まりました。

男性は、

切符と座席番号を何度も確認すると、

「恐れ入ります。

そちらの席は私の席ではないでしょうか」と、

Fさんに尋ねてきました。

Fさん夫婦はすぐに切符を

確認しましたが、

座席番号は合っています。

Fさんはムッとして睨み返し

「私たちの切符の座席番号は

合っています。

そちらが間違っているのではないですか」と、

けんか腰で答えました。

しかし、

男性が切符を差し出すと、

そこには全く同じ座席番号が

記されていました。

驚いたFさんが再度切符を確認すると、

Fさん夫婦の切符は車両番号が

隣の車両だったことが判明したのです。

Fさんは丁重に謝りながら、

大変恥ずかしい思いで胸が

いっぱいになりました。

そして何よりも、

自分達が間違っている

はずはないと相手を

責めたことを反省し、

人を疑う前に自分を

振り返ることの大切さを学んだのでした。


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