さんは大学を卒業し、

地元の物産品を扱う

会社に入社しました。

意欲的に仕事に取り組む

Kさんの姿勢を見た先輩は、

書道サークルに誘いました。

漢字の「一」「三」など

易しい字が中心の、

初心者用のお手本が渡されました。

しかし、

なかなか思うように書けず、

しかも単調な作業に飽きてしまったのです。

物心ついて二十年近く字を書いてきた。

私は自分の字が好きだ。

それなのになぜ今さら、

お手本の字に似せるように

書かなければならないのかと

思うようにすらなったのです。

そして、

「書道サークルを辞めたい」と

先輩に伝えました。

すると先輩は、

「書道で最初に学ぶのは、

お手本通りに書くことだ。

お手本に心を合わせるんだ。

書道は我を取り払う学びだ。

新人の君に今、

最も求められているのは、

先輩やお客様に合わせる

謙虚な心なんだよ」と

優しく諭してくれました。

Kさんは、

自分の思い上がりを

深く反省しました。

そして、

書道も仕事も他人に合わせようと

謙虚な姿勢で職務に

取り組むようになったのです。


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