Cさんが散歩をしていると、

タバコの吸殻や

空き缶が至るところに

捨てられているのが目につきました。

自分の生まれ育った街が、

年々汚されていく様子に心苦しくなり、

Cさんは町内の仲間を

募って清掃活動をすることにしました。

「大勢集めて賑やかにやろう」と

第一回目の会合は盛り上がり、

具体的に開催期日、

清掃場所、

役割分担、

募集人数などを決めていきました。

リーダーとなったCさんは

胸の高鳴りを隠せず、

毎回の会合に嬉々として参加しました。

しかし思いとは裏腹に話はまとまらず、

時間だけが経過していきます。

開催一週間前になっても

参加人数は増えず、

焦りが募るばかりでした。

ところが開催三日前から

申し込み人数が急増し、

当日は参加者が二〇〇名を

超える中で清掃活動を

することができたのです。

後日、

メンバーから

「Cさんが一所懸命やっているのだから気持ちを合わせよう」と

E先輩が一人ひとりに

声掛けをしていたことを

告げられました。

Cさんは心一つに行動する

重要性をE先輩から学んだのでした。


読者登録してねフォローしてねアメンバー募集中プレゼントしてねフォローしてね読者登録してねアメンバー募集中読者登録してね