入社して六年目のT主任。
先日、
会社の信用を
失いかねない失敗をしてしまいました。
取引先から送付された
請求書を紛失したのです。
必死になって捜しているうちに、
先方から上司に問い合わせがあり、
とうとう一連の事態が発覚。
改めて請求書を作成してもらう
こととなりました。
T主任は支社長に
呼び出されました。
新しい仕事が加わり、
山のような伝票を
処理しなければならず、
書類の管理が粗雑に
なっていたことを話したのです。
支社長は
「君の仕事量が増えたことは
承知している。
それより、
君が上司に自分の
意見を言っている姿を、
私はまだ一度も見たことがない」と
言いました。
そして
「言われたとおりにやるだけではなく、
処理方法を変えるとか体制を
シフトするといった改善案を、
自分の意見として堂々と
言えるプロになってほしい」と
助言し、
励ましてくれたのです。
以後T主任は、
自分なりの意見を書き留めておく
「改善ノート」の
記入を始めました。
それをもとに、
朝礼や会議で積極的に
発言をするようになったのです。










先日、
会社の信用を
失いかねない失敗をしてしまいました。
取引先から送付された
請求書を紛失したのです。
必死になって捜しているうちに、
先方から上司に問い合わせがあり、
とうとう一連の事態が発覚。
改めて請求書を作成してもらう
こととなりました。
T主任は支社長に
呼び出されました。
新しい仕事が加わり、
山のような伝票を
処理しなければならず、
書類の管理が粗雑に
なっていたことを話したのです。
支社長は
「君の仕事量が増えたことは
承知している。
それより、
君が上司に自分の
意見を言っている姿を、
私はまだ一度も見たことがない」と
言いました。
そして
「言われたとおりにやるだけではなく、
処理方法を変えるとか体制を
シフトするといった改善案を、
自分の意見として堂々と
言えるプロになってほしい」と
助言し、
励ましてくれたのです。
以後T主任は、
自分なりの意見を書き留めておく
「改善ノート」の
記入を始めました。
それをもとに、
朝礼や会議で積極的に
発言をするようになったのです。









