フード・マイレージ

Aさんは食事を作る時、

米を粉末にした食材の

｢米粉｣を使うようにしています。

日本人の食生活の変容で、

米の消費量が減少し、

食料自給率は低下傾向にあります。

Aさんは米粉が普及すると、

その回復につながることを知りました。

地球環境を維持するには、

食料自給率が高い方がよいと

言われています。

外国で生産された食料を

日本に運ぶ場合、

生産地が遠いほど輸送距離が長くなり、

船、飛行機、トラックなどから

ふぁ排出される二酸化炭素が多くなるからです。

農林水産省では、

食料の輸送量?輸送距離を

｢フード・マイレージ｣と呼んでいます。

輸入食料が多いほど、

フード・マイレージは増え、

食料自給率の低い日本は、

韓国やアメリカと比べると、

およそ三倍の数字なのです。

国内生産のものを食べることは、

フード・マイレージを減らすことになると

知ったAさんは、

地球にやさしい食生活を送りたいと考えたのです。

地元で作られた農産物を食材に活かす、

旬のものを食べる習慣をつける、

食べ残しをしないなど、

食生活を見直していきましょう。