$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び


岳 ガク


原作はもちろん読んでないので、

この三歩という人物がどんな

行動をとるのか、

ホントにこんな喋り方をするのか?

とか、いつも

予告を観ながら思っていたのだが、

予想したより遙かに良かった。

山屋、

といわれる人々には多分ツッコミ所が満載なんだろうけど

私は行くならもっぱら海!

だったので、山には全く興味がなかった。

スキーもしないし、

登山にも興味がない;ただ子供時代は、

遠足や

夏期キャンプなどでしょっちゅう

登山させられていた気がする。

だからトラウマになっちゃったのかしら

…やや情けない…

しかしこの歳になると美しい山の

景色とかはいいなぁ~と思う。

結局見る、だけなんだけど。

あ、あと温泉かしら

おそらく原作は漫画なんだろうとすぐに分かる。

そんな展開と作り。

おおよその展開は読めるし、

出てくるキャラクターも想像どおりで、

これといって目新しさは感じない。

新人と遭難者が喚き散らすのも、

あぁ~やっぱりこうきたかという

感じで本当に定石通りに展開する。…が。

やはり遭難。

の実態を知らない自分にとっては衝撃事実も多かった。

昨年だったか、

いま流行の登山ブームに乗ってお年寄りたちが登山、

ガイドの指示に従って歩くも

天候を見誤り遭難…

そのまま帰らぬ人に。

そんな事故が随分相次いだ。

新参記者が服装を誤り、

ガイドの指示に

従わず無理やり山に入りそのまま遭難…

などという事故もあった。

なんだかその度に腹が立ったものだ。

一体自然を何だと思っている?

私は海派だった、

と書いたがそれは友人がサーファーだったからで、

サーファー勢もとにかく

一年中海に行きたがるので危険が沢山。

台風の前なんかバカみたいに

大騒ぎするので急いで止めたものだ。

…遭難したらどうするの?

の問いに、

もし捜索ヘリを飛ばせば○○万、

海難救助隊が出れば○○万と聞かされ、

だから捜索しなくていいよ

って、お前正気か!?

と思える返事をもらった記憶がある。

ホントにでも事故の恐ろしさは本人が語るより、

とてもよく心得ていたものだ。

まったく怪我をしないことはあり得ないし、

天候を見誤ることもある。

だけど危険を推して行動して「吉」と

出るケースなどまずないのである。

初めて山に登るなら、

どんだけ危険か自分で熟知しておけ!である。

今作でも語られる「撤退する勇気」は

自然を前にしたら当たり前なのだ。

さて、感想が横道にそれてしまったけど

そういう自然に対する脅威が事細かく描かれ、

遭難死に対する扱いも

とてもリアル。

ああいう仕事をしている人達は

常にあんな現場を見て

救えなかった死者を目の当たりにしているんだ、

と思うと心が痛む。

しかし三歩の、

それでもまた山においでよ!

という言葉には救われる。

危険と隣り合わせとはいえ、

ルールを守り山を満喫することは大賛成。

好きなことをムリに止めることなどないし、

経験を積まなければその

危険を回避する方法も学べない。

だからああして山のプロがいるのだ。

新人の久美がそうしたように、

プロからたくさん学べばいい、

と思った。

後半の原作にはない(らしい)やたら

ドラマチックな展開はさておき

山岳救助隊の日常がよく分かる作り、

更に三歩のような山のプロには

ある種の「勘」のようなものが発達し、

寸でのところで救助ができる?

こともあり得ないことではないと感じた。

とにかく景色は素晴らしい!

山に捨てちゃいけないもの、

ゴミと命。あと、老婆も絶対にダメっ!

なんてね(・・;)


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