恋愛戯曲
私と
恋におちてください。
どう考えても、
もの書きには見えない
深キョンが脚本家という
なんともいえない設定が妙味な作品。
と思ったら、鴻上尚史の
舞台が原版なのだという。
あ~そうだったのかと、
思い起こせば
なんとなく納得がいく作りいう感じで
ちなみにヒットしたの?
ともあれすぐに私は、
ん?この脚本家ってひょっとしてモデルが?…
なんて思ってしまった。
売れてればそりゃ~大先生様扱いでも、
書けなくなればハイ終わりという、
当たり前だけどキビシイ世界。
本当に大変なお仕事だ、
と思いますが。
制作の裏側を、
これでもかこれでもかと見せまくるのは面白い。
ただ、これを普通に映画として観てしまうと
なんだかおかしい、部分があり過ぎて、
何だこれぇ?
な結果になりかねない気もする。
舞台特有のドタバタ感もかなり入っているし、
ロケ(一応あるけど)
範囲もやはり、
どうにも狭い世界で
色とりどりという感じがしてきて
だんだん観るのに疲れてくる。
三谷映画にもありがちな感覚、
風情を味わえないのは仕方ないんだけれども。
椎名桔平がなぜ彼女の担当に送り込まれたか、が判明する後半。
この謎がかなり哀愁を帯びており、
それと今の彼女とを繋げると
いう話の運び方が巧いv
ギョーカイに身を置いてきた鴻上尚史だから、
こう書けるのだ。と
なんか彼が胸を張っている姿を連想して
ひとりで笑ってしまった。
深キョン劇中で3役やってるけど、
どれも深キョン演技でおかしい









