

十三人の刺客(2010)
役所広司さん、市村正親さん、
松方弘樹さん、松本幸四郎さん、
伊原剛志さん、平幹二郎さん、
内野聖陽さん、伊勢谷友介さんなどなど、
そうそうたる役者さんを集めての本格時代劇。
その中で、
なんで暴君に稲垣吾郎さんなのか、
イマイチ
ピンとこなかったのだけど、見て納得。
冷徹非道、自分勝手、
世間とずれている感じなど、
どれも、はまり役でした。
昼食後すぐの鑑賞だったので、
序盤のいきなりのエグイ展開に、
少し気持ち悪くなった。
でも、序盤を過ぎれば、
後は大丈夫。
ゴローさんの、
これでもか!これでもか!
というくらいの暴君ぶりには、
辟易したけれど、そこまで悪いと、
返って見事なくらいでした。
クライマックスの宿場町での
50分間(とのこと)にわたる戦闘。
これは、映画の宣伝文句の通り、
≪斬って斬って斬りまくれ~!!≫
圧倒されました。
また、刀だけでなく、
弓矢、火薬、猛牛などと、
色々な仕掛けも興味深かったです。
少ない人数を補う知力。
いいな~。
最後の戦いの場所。
そうきたか~。
暴君にはお似合いかもね。
なんで、13人なの~?!
もっと集められたんじゃないの~?!
なんだけど、少ない方がイイよね。
それぞれに特技があり、
人物描写も良かった。
伊勢谷友介さんと
岸部一徳さんには、
クスリと笑わせてもらいました。
一服の清涼剤でした。
いいな~、野生男に、
お金に目が眩む村長。
俳優さんもセットも、
お金をかけて作った時代活劇。
久々に、本気を感じて良かったです。
特に、武士に漂う虚無感が良かったです。














