好ましいモノこんな言葉を書くと嫌われる貴女の事を言ってしまったはしたない自分をいきどおってしまう貴女を知らなかったとき貴女に自由だった世界いまはあっちにもこっちにもしてはならないこと言ってはならないことがあってそれにしばられてこんなに不自由だなのに そこは 以前よりいっそう快い光に満ちていて好ましいものにつられてゆく虫のように自分をひきつけるのだ