高く高く

舞い上がる

空の中で

どんどん小さくなっていった

それでも

眼を離す事が出来ずに

首が痛くなるまで

見上げていた

風船は

一気に舞い上がると

突然方向を変える

そしてあっという間に

流れていく

まるで

空にも

限りがある様に

手のひらにある

細い白い糸を

もう二回巻きつけて

ギュッと握った

同時に

ぱっと手を広げたくもなった

部屋の低い

天井の下

風船の皮膚

手のひらに

細い糸の

感触だけが

残っていた

YYC
ペタしてね


ペタしてね



ペタしてね




ペタしてね



ペタしてね



ペタしてね



















ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね

ペタしてね