$鬼瓦権蔵の心の叫び 言葉遊び


僕の初恋をキミに捧ぐ


青木琴美原作の

純愛コミックの映画化。

原作は、600万部突破なんだそうですね。

昔なら恐らく読んでたと思うのですが、

さすがにこの歳になると読めませんね~。

“難病”“純愛”そして“平井堅の主題歌”という

“3種の神器”が揃ったこの映画。

そりゃあ、泣けるわなあ。

もおね、女の子のすすり泣く声や、

鼻をすする音が暗い映画館の

あちこちから聞こえてきました。

客層は圧倒的に若いカップルが殆んどでしたが、

男の子も泣いてたかなあ?

で、吾輩のようなオッサンはどうかと言うと、

これが見事に泣かされました!

それも開始僅か15分ほどで。

だってね~、子役の子供たちの

演技があまりにも一生懸命で、

健気だったんだもん!

でも逆に成長してからの本編では、

そんなに泣けませんでした。

このあたり、やはり“親目線”

になっちゃうんですね。

いかん、やはりオッサンは若者と

一緒には泣けません。

少女コミックが原作ってことで、

もっと甘々ベタベタしてるのかと思いましたが、

意外と真剣に心臓移植の

ことなんかも取り上げているなあって

感じがしました

(まあ、さすがにあんなシチェーション…

ドナーと移植希望者が、同じ病院にいる…は、

実際には有り得ないと思いますが)。

それに、少女コミック特有の

“心地いいユルさ”が程良く加わって、

充分大人の鑑賞に耐え得る

映画に仕上がっています。主演の2人も、

決して嫌味にならない適度な爽やかさで、

“愛と死を見つめて”を熱演しています。

特に井上真央チャンは、

かわいらしさがどんどんグレードUPされていますね。

もお、オジサンには堪りませんわ!

あと脇を固める俳優陣も、

若手からベテランまでイイ演技をみせてくれます。

でも主役2人の父親役が、かつての“銀蠅一家”と

「ビー・バップ・ハイスクール」出身者ってのには、

笑ってしまいました。

彼等がこの世代の父親役をやっちゃうんですから、

吾輩も歳とるわけだわな~。

ペタしてねペタしてねペタしてねペタしてね