風青々と高き秋空自分を見ながらちぎれ雲は通りゆく自分の思いを知っていると云うのか髪を束ねピンクのリボンが 風に揺れている花のような愛らしい少女笑って居るのでもないのに微笑みを感じる自分はみじめなような怯えるような心でこんにちはこの一言が云うえた少女は驚いた様に自分を見た自分は知っている君は薄紅(うすくれない)のごとくあどけない明るさをただよわせている事をでも君は自分と会うの初めてだから驚くねええ・・・こんにちはやや恥ずかしそうに自分のそばを駆け抜けた自分はそこに風を見た花の香りの様な風を今のは夢だったのだろうかもう一人の自分が囁いたよかったね