貴女は

自分の為に何をしてくれたか

心のうつろいを埋めてもくれなかった

心の寒さも

ひきむしってはくれなかった

けれども居る事によって

安らぎをもたらせてくらた

大地の上に共にいるという

自分は貴女の為に何をしたか

貴女の心のひもじさを

取り除いて上げられたか

貴女の痛みを

痛む事が出来たか

貴女の悲しさを

悲しみ得たか

一対である事において

底を流れるかなしさか

貴女も一人で悲しむ

だけでよかったのか

自分と一緒である事において二倍

自分も貴女と

一緒である事において二倍

晩秋の小川の様にうすら寒く

遠いところからやって来る

存在のさみしさのモノを

見つけている自分達

ペタしてねペタしてねペタしてねペタしてねペタしてねペタしてね