臆病と言う病気にかかり始めて

もうずいぶん経ちます

まだ完治せずに

貴女の中に存在しています

貴女を好きになってから

すくすくとこの病気が育ってきてしまい

貴女に伝えられない

想いが膨らむほど

この病気は音も立てずに静かに

貴女の中で

根付いて行ってしまいました

このやっかいな病気のせいで

幾つもの恋を締めてきました

そして今も同じことを繰り返しています

もういい加減治って欲しいのだけど

根っこは思ったより強く

離れようとしません

あの人にきちんと気持ちを

伝えたら消えてあげる

まさか、伝えられるはずがありません

こうやってこの病気は

まだに生き続けています

消す方法なんて分りきってはいるけど

それだけ今の自分には

どうしても出来ないのです

ペタしてねペタしてねペタしてねペタしてね