青く澄んだ中心の中をのぞいたら水のように青く澄んだ中にひとつの顔がある笑ったり優しかったり真剣だったりさまざまな表情を再現しながらそして自分はその顔のためにひどく張りをもたらされて身軽に行動することができるし草木にさえほほ笑みかけることができひげをそる時ちょっと胸が熱くなるのを覚えたり立居ふるまいもなんとなくつつしみ深くするのである想い出の中の神秘の顔永遠の顔自分をこんなにする顔はあってその人は遠いところに住んでいる