真夏のオリオン
個人的に戦争映画には興味があるので
このテの映画は色々と
観せてもらっていますが
真夏のオリオン」は、
悲しい中にもほんのちょっとだけ
ホッとできる戦争映画ですね。
ある意味ネタバレになるので、
それ以上は話しませんが・・・
相手も同じ人間なのに、
どうして人が人を殺さなければならないのか・・・
こんな感じのセリフを言うシーンには
ジ~ンとしました。
本当にそう。
自分が殺そうとしてる相手にだって、
大切な家族がいて、
愛する人がいて、
今日までたくさんの経験をし、
色んな感情を持ち、
将来を夢見てる・・・
自分となんら変わらない
全く同じ人間なのに、
なんで殺し合わなければならないのか・・・・
みんながみんな解ってる
当たり前のことなのに、
いつの時代でも戦争が終わらないのは、
本当に悲しいことですね。
日本軍側だけを
クローズアップして正当化してるのではなく、
米軍側からみた戦争も
冷静に表現してるので、
客観的にみれてとてもよかったですね。
戦争はどっちが悪い!
ってのはないですから・・・
主役の玉木君もかっこよかったですけど
私的には寡黙な吉田栄作さんがピカイチ
めちゃめちゃステキでした
とにかく倉本艦長の人柄が良い!
上に立つ人間が立派だと
それに続く人たちは安心してついていけるんだよねぇ~
これはどの世界、
どんな業界でも同じなんですが・・・
現実は難しいっっっ!!!




