貴女は今どんな気分で

朝を迎えていますか

眠い目をこすり

時計にだけ動かされて

あわてて住まいを飛び出しては

居ませんか

ただ仕事のためだけに

時間は動いていない

はずなのに・・・・・・

貴女の部屋のカーテンも閉まったまま

あの人との大切な

約束はどうなりましたか

そんな事をしている

暇はないのよと

言い返してきそうな

貴女の視線が

とても哀しそうで

その心のなかとても窮屈で

夢見ている

貴女が居た日は遠い記憶

まだその記憶

貴女のなかに残したまま

このさき生きていくのは

辛くないですか

閉まったままの部屋の

窓も開けて

風を吸い込んで

心に通していく

陽ざしに湿っていた気分を

はね返して頑張って

貴女も自分もみんな・・・・