カフーを待ちわびて

ストーリーは内緒。

ストーリー展開がしっかりしていて

終始スクリーンに釘付けです。

ラブストーリーにしては

約2時間と長めの上映時間ですが、

とても楽しめました。

年齢を問わずカップルでも、

母子でも楽しめる内容ですよ。

この監督さんの次回作にも期待します。

チェンジリング


クリント・イーストウッド監督は

僕のフェイバリットです。

だからこそ、

きびしく見なくちゃと思って見ました。

でも、そんな思いもはじめの10分くらいで、

溶けてなくなっていました。

1920年代後半の空気感と、

母親と男の子の愛情に、もはや涙が・・・

それに続いて、

起きてくる事件や出来事が、

僕をその世界に巻き込んでいった。

息もつかせぬくらい、次々に現れる出来ごと。

単線だった物語は、

いつの間にか、複線に。

そして、

また太い母と子の物語によみがえって来る。

こんなストーリーをなんなく

映し出したイーストウッド監督。

セクシーさを封印して、

愛するが故に強くなった母。

それを演じたアンジェリーナ・ジョリー。

そして、女性の描き方がなんとも素敵だった・・・。

この映画は、アカデミー賞は獲れなかったけど、

「許されざるもの」に並ぶ

クリント・イーストウッド監督の

名作として後世に残る映画だと思います。