言葉は

勝手につかみ出される

ころがされた材料

いつもは

どこにでもころがっていて

自分が

一つのイメージを表すために

集め

より鮮明にするため

しばしばとりすてたり

拾い上げたり

はめこむの

そして

構築されたとき

言葉は

お互いに貸し合った力で

明確にした

イメージを光らせる

自分はこのとき

初めて

このために必要とした言葉を

対面するのだ