こつこつと励んでいたら
いつか膨大な仕事になるだろう

いまはしていなくても

自分はあれをするのだろう

あの言葉はもうとっくに

手をつけていなればいけない

希いだけに消えるのか

思うだけでは何もできないのだ

重苦しく思いながらなまけている日々

思わないより良いのか

思わないより悪いのか

この

こころの淡い色

アポロンがダヘネを愛する様に

運命づけられても止め続けた様に

あの小さな

金の矢で

誰か自分を射て欲しい

自分がこれの思いを愛して

成し遂げるためにはげみ続ける様に

あわい色ではなく

アマリリスの花の様に毒々しくもえる欲

火の玉の様にころげまわる

苛烈な充実

ざんぎゃくなさわやかさをもって

このぬるぬるとして息もできない

なまけの海の重さから

とき放してほしいのだ