あの時だった
自分の中に貴女が生き始めたのは
そうだ
あの時だった
出会うこと
全く新しいこと
こんとんの中から浮かびあがってきた
自分の前に置かれた存在について
自分の心は
春の光のように優しくけいれんする
でも人は少しものにしか出会わない
なぜ出会わないことを
かなしまにでいられるのか
多くのものにとりかこまれながら
出会わないで終わるものが
物質のようにめくらいたまま
互いに互いの外側でありつづける
出会うこと
それは知ること
それを確かめ合うこと
そして忘却の川へ押し流される時間のために
いつもそれからさびしい詩がはじける
もっと
きびしい孤独が始まる
それでもやっぱり
出会うことは素晴らしいことだ
出会ったとき自分の中の生き始める
新しい存在のために
自分は
夕暮れの華のように
優しくひらいていたいと考える
自分の中に貴女が生き始めたのは
そうだ
あの時だった
出会うこと
全く新しいこと
こんとんの中から浮かびあがってきた
自分の前に置かれた存在について
自分の心は
春の光のように優しくけいれんする
でも人は少しものにしか出会わない
なぜ出会わないことを
かなしまにでいられるのか
多くのものにとりかこまれながら
出会わないで終わるものが
物質のようにめくらいたまま
互いに互いの外側でありつづける
出会うこと
それは知ること
それを確かめ合うこと
そして忘却の川へ押し流される時間のために
いつもそれからさびしい詩がはじける
もっと
きびしい孤独が始まる
それでもやっぱり
出会うことは素晴らしいことだ
出会ったとき自分の中の生き始める
新しい存在のために
自分は
夕暮れの華のように
優しくひらいていたいと考える