まだ知らない貴女よ

貴女は未だ知らないいうだけでも

無限に知ろうとする自分への無限の希望

未だ知らない貴女よ

貴女は未だ遠く

打ちひらこうとする世界への期待だ

未だ知らないものは

金色のとばりの中に眠っている夢だ

呼び覚まそうとする意欲だ

貴女を見つけるとときも

自分にかえるときにも

たえずその向こう側にあるハーモニーだ

未だ知らない貴女よ

貴女は自分が知ろうとするとき

無限に広く深く遠く

厳しく自分を隔絶する始原の無だ

それ故に

燃える郷愁と憧憬のシンボルだ

未知の恋・・・・・・・。