その人を思うだけで

自分の心は豊かに満ちる

心h自分の大地だから

心が満たされれれば目は希望の輝き

皮膚は張りをとりもどし

唇は赤い小さな炎のような熱い言葉を吐き

髪毛は優しく黒ぬれ

四肢はしなやかなばねのように動き

自分の胸をふくらませて咲くまえのつぼみのように

立つ

そのほとは見えるものはなんにもくれないのに

みえないものをこんなにもたくさんくれる

だから

いつでも自分はそおっと思う

大きな森のように深く

湖のように静かなその人から

にじみでるものをあふれるほどもらって

こんなに豊か

なのにその人は

自分の中の想いに全く気付かないようだ

そして自分は

幸せのふちで

何か気がかりな事を想い出したように

ちょっと立ちどまる