紙風船

しかられた子供のように

しょげてしまって

自分の言ったことを

何度も思い返す

それは貴女に対して

とてもいけない言葉でした

貴女が自分を嫌いになる

そう思うと

こい

夢

望み

そんなものが

紙風船の様にこらがっていく

あの手紙

貴女のもとに届かなければよい

郵便屋さんが間違えて

かえってくればいいと

そらだのみしたりして

家の中から出たり入ったり

どうしても落ち着けない

自分です