いち日中
頭の中や目の裏に
貴女の言葉
貴女のしぐさがある
疲れたら
頭をふってはらいのけるが
水輪で消えた水鏡のように
いっとき消えるだけで
静かになる
また浮かんでくる
自分は
いつまでも
社の庭でうずくまる
こまいるのように
ひとつの面影のかたわら
うずくまる自分を
どうすることも
できないでいる


頭の中や目の裏に
貴女の言葉
貴女のしぐさがある
疲れたら
頭をふってはらいのけるが
水輪で消えた水鏡のように
いっとき消えるだけで
静かになる
また浮かんでくる
自分は
いつまでも
社の庭でうずくまる
こまいるのように
ひとつの面影のかたわら
うずくまる自分を
どうすることも
できないでいる

