貴女を思う事によって

すっと立っていた

心の心棒が

あの一言で

ぐらぐらとくずれた

どんなに自分をなぐさめても

もう   再び

貴女はかえって来る事はないという

思いが包んだ

この暗い風景の中

蝶の  なきがらのように

かさりと立っている 自分・・・・