本日は、N.rokkoです。

①人工交配 :N.thorelii×maxima、1977年、山川学三郎氏作出
②入手時期 :2021年11月
③入手元  :どりへにさん
④生長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm程
⑧雌雄   :我が家での開花実績は無しだが、どりへにさんのブログを拝見すると

       ♂の様である

本種は2021年の11月に、何時もお世話になっているどりへにさんよりお譲り戴いた品種です。誠にありがとうございました。本種は既に30年以上前になるかと思いますが一度栽培していました。唯、阪神大震災時だったか一寸失念しましたが、残念乍ら潰えてしまいました。そして暫くの間栽培していなかったのですが、この度分譲して戴いた次第です。それも相当の時を超えて…、時をかけるNepen♪♪(^o^)丿。感激ひとしおです。
本種は1977年に山川学三郎氏がN.thoreliiとN.maximaを交配して作出された品種で、氏は兵庫県の六甲山南麓に居住しておられましたので、その地名から命名されたものだったと記憶しております。既に遠い昔の事になりますが、六甲山には花崗岩の風化した礫が多く容易に入手し易かったそうで、オスマンダやミズゴケなどをブレンドして用土を作っていたこと等種々ご教授いただいたことを思い出しました。
入手して1年9ヶ月程度経過し、何とかボチボチ着袋していますが、生長は遅々としています(^^ゞ。2024年5月になって地際から待望の腋芽が発生してきました。その後少しずつ着袋してきましたので、これから暫くの間良い感じのロアーが拝めることができそうです(#^.^#)。と思っていた矢先その夏の猛暑で瀕死状態になってしまいました。その後何とか三途の川は渡らずに済みましたが、ずっとダメージが続きました。最近になって漸く復調してきた様でこの2月に着袋しました。が、後遺症もあってかリップや蓋がまともな生長をせず奇形になってしまいました。

その後新しい捕虫嚢が完成し何とかまともになってくれました。これからの更なる復調を願っているところですが、この猛暑の連続で状況は捗々しくありません。下段写真左から、
 
1.こちらから二枚は入手した当日の2021年11月22日に撮ったもので、
  こちらはこの時点での株姿。既に着袋しているよ~\(^o^)/
2.その捕虫嚢をアップしたところ。色合いは一寸薄いがN.Maximaの遺伝形質
  が現れていると思う

1.2021年12月13日、我が家では初めてとなる捕虫嚢の赤ちゃんが成長
  してきている\(^o^)/
2.2021年12月23日、大分大きくなってきた捕虫嚢の赤ちゃん。もう少
  しで完成しそうだ

1.こちらから三枚は2022年1月8日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。2枚ほど葉身が展開した
2.我が家に来て初めて捕虫嚢が完成した。若干色合いは濃くなった感じ(^_^)/
3.次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはまだまだ時間がかかりそ
  うだ。早く大きくなって地際からの腋芽とロアーに期待したいものだ

1.こちらから三枚は2022年2月5日に撮ったもので、こちらは生長してき
  た捕虫嚢の赤ちゃん。結構slimな感じ(^^;
2.こちらはこの時点での最新の捕虫嚢。柄、色合いは未だ残っている様である
3.この時点での株姿。今のところ生長はチマチマ状態である(^^ゞ
4.2022年6月14日、最新の捕虫嚢が完成した様子

1.こちらから四枚は2022年7月14日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。相変わらずチマチマ状態。地際からの腋芽発生を期待したいもの
  である
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。色合いが少し煤けた感じになっている
3.こちらは最新の捕虫嚢。出来たばかりでリップは未だ完成していない様だ
4.次の蔓の先端が僅かに膨らんできた感じ。これから徐々に大きくなってくれ
  るだろう

1.こちらから二枚は2022年8月29日に撮ったもので、こちらは最新の捕
  虫嚢だが、リップの形状が一寸変わっている様で、手前が欠損(・・?してい
  る感じだ
2.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら完成しそうだ
3.2022年10月26日、最新の捕虫嚢だが何か色合いがイマイチ(;^ω^)
4.2023年2月11日、蓋が開いたばかりの最新の捕虫嚢。完成するまでも
  う一寸って感じ
5.こちらは2023年2月16日に撮ったもので、左写真の捕虫嚢が完成した
  様子。柄や色合いは何とか残っている感じだ

1.2023年4月20日、徒長した主茎に着いた最新の捕虫嚢
2.こちらから三枚は2023年6月6日に撮ったもので、こちらは徒長した主
  茎に着いた最新の捕虫嚢
3.地際から待望の腋芽が発生してきた様子。主茎が心なしか力不足になってき
  ている様なので、これからの生長に期待したいところだ
4.こちらから二枚は2023年8月8日に撮ったもので、こちらは地際から発
  生してきた腋芽に着いた最初の超ロアー(*^^*)
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。これから暫くの間毒々しいロア
  ーが拝めそうである

1.2023年12月13日、地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢
  色合いはとても良いが蓋が奇形の様で欠損している(;^ω^)
2.こちらから二枚は2024年2月14日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。一応まともな感じになったが既に
  主茎は朽ち、この腋芽も絶不調である。早く暖かくなって欲しいものだ
3.最新の葉身の蔓先端部分が僅かに膨らみ始めた感じ(*^^*)。完成するには大
  分掛かりそうである

1.こちらから三枚は2024年9月28日に撮ったもので、こちらは地際から
  発生してきた腋芽が少し生長してきた枝に着いた一つ前の捕虫嚢。この酷暑
  のせいか絶不調である
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。リップが異様な奇形になってい
  るよ~(+_+)
3.左写真の捕虫嚢の次に生長を始めた蔓の先端部分。僅かに膨らみが確認でき
  る程度で完成するまでには大分掛かりそうである

1.こちらは2025年2月6日に撮ったもので、昨夏の超猛暑による影響で奇
  形になってしまった( ノД`)シクシク…
2.こちらから四枚は2025年3月16日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。やっと復調してきた様で一寸(´▽`) ホッ
3.こちらは2月に着袋したもので左端写真のその後の様子。殆ど変化は無い
4.こちらは先週完成した最新の捕虫嚢。やっとまともな状態になってくれた様
  だ。これからに期待しよう(^'^)
5.左写真の捕中嚢の次に生長を始めた最新の葉身の蔓の先端部分。まともに完
  成して欲しいものだ

1.2025年6月24日、地際かせ発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。色合
  いは若干薄いかな(・・?
2.こちらから二枚は2025年8月3日に撮ったもので、こちらは生長してき
  た最新の捕虫嚢。若干口部が小さい様な…(・・?
3.左端写真の捕虫嚢のその後。殆ど変化はない様だ
4.こちらから三枚は本日2025年8月24日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。猛暑のせいか生長は遅々としている
5.こちらは最新の捕虫嚢。状態はイマイチであるが、捕虫嚢はまあまあと云っ
  たところだろうか
6.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までもう
  少し掛かりそうである

 

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