本日は、N.Nakanogoです。

①人工交配 :N.mirabilis×rafflesiana、1982年、一正園殿作出
②入手時期 :2011年6月
③入手元  :うつぼかずらの郷殿
④生長度合 :最初の頃は非常に遅いがその後は順調に生長
⑤栽培難度 :普通、低温高温に強い
⑥挿し木  :我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax20cm前後、現在は15cm程度
⑧雌雄   :?、開花実績無し

入手して既に9年半経ちますが、最初の頃は非常に成長が遅く、1年半でも15cm程度しか伸長していませんでした。これ位の感じなのか、我が家の環境が悪いのか良く判りませんでしたが、その後、いつの間にかスルスルっと伸長して、一時期は2.5m以上になり、温室の屋根を這っていました。
現在はもう何番目の腋芽か判りませんが、地際から数芽発生し生長しています。2017年の初夏に水遣り中に頂芽の先端部分を誤って折ってしまいましたので挿し木に
しましたが、無事に発根活着しましたので里子に出ました。
昨年は腋芽が増えてきましたので、場所の関係もありますが分譲用として挿し木をすることにしました。頂芽枝×1、節間枝×1の2本を挿しました。無事に発根活着しましたので節間枝挿しの個体は既に里子に出ました。頂芽枝挿しの個体は我が家の予備として栽培しています。
本種は作出者の居住地である中之郷の地名に因み命名されたのでしょうかね(^^♪。我が家でも同等交配をしていますが、同等の雰囲気の個体から大分違う個体も出ています。下段写真左から、


1.入手して3ケ月程度経過した2011年9月14日の捕虫嚢。色合いも薄
  く形もスレンダーな感じ
2.2011年10月10日に撮ったもので、蓋が開き始めたばかりの嚢
3.こちらは2012年8月7日に撮ったもので、嚢の下部がぽっちゃりとし
  た感じになった
4.2012年7月12日に撮ったもの。夏場に出来る嚢は結構大きくなる
5.こちらは2012年7月14日の嚢だが、撮影時の光の当たり具合、ミス
  トで濡れた状態で色合いが全く違って見える
6.2012年10月30日、本種は生長が無非常に遅いので、捕虫嚢が一度
  に見れる数は3つが限度

1.2012年11月15日、掌に載せてみたが、冬場に出来る嚢は大体これ
  位の大きさ。どうも夏に出来る嚢は縦長で大きくなるが、冬場はぽっちゃ
  りズングリといった感じである
2.2012年12月22日、最新の嚢。新しい袋は艶があって良い。又、襟
  の部分のグリーンの色合いも中々のもの
3.2013年1月28日、やっと待望の腋芽が発生してきた
4.2013年5月23日、腋芽も結構生長が緩慢だが、徐々に大きくはなっ
  てきている
5.こちらも同日の5月23日に撮ったもので、腋芽に出来た最初の嚢
6.2013年8月24日、親芽に着いた捕虫嚢。中々赤味が強い

1.2013年9月20日、親芽に出来たミドル辺りの嚢で、大分細長くなっ
  てきた
2.2013年11月15日、右の嚢は腋芽に付いたロアー、左のお尻を向け
  た嚢は親芽に着いたものでミドル辺りかな
3.こちらも同日の11月15日に撮ったミドル
4.2013年11月21日、3枚目の嚢が開いたもの
5.こちらも同日の11月21日に撮ったもので、この頃に出来る嚢の大きさ
  はおおよそこれ位
6.2014年11月16日に撮ったもの。1年近く撮ってなかった。棚の奥
  に置いており、且つ屋根の近くなので接写出来ず、ズームで撮ったが全く
  写りが良くない。とても見辛いがご容赦の程。既にアッパー

1.2015年7月28日、気が付けば又暫く写真を撮っていなかった。腋芽
  にできたロアーだが、やや縦長な感じ
2.こちらも同7月28日に撮ったもので、生長途中の嚢
3.こちらから二枚は2015年8月15日に撮ったもので、これは腋芽に出
  来た最新の一つ前の嚢
4.こちらも腋芽に出来た最新の最新の捕虫嚢
5.2016年2月26日、最初の腋芽にもアッパーが着き始めた。それにし
  ても中々手が届かず枯れ葉が汚い。春になったら大々的に綺麗にしなけれ
  ば

1.こちらは2016年3月16陽に撮ったもので、二番目の腋芽にできた未
  だロアー辺りの嚢
2.2017年4月20日、ロアー辺りの捕虫嚢だが、色合いがとても薄い
3.こちらから二枚は2017年6月1日に撮ったもので、こちらは最近発生
  した腋芽に出来たロアーだが、何かめっちゃショボいね~
4.次に生長してきている補虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから二枚は2017年8月5日に撮ったもので、こちらは腋芽に着
  いたロアーだが、色合いが悪い
2.こちらは別の腋芽が少し徒長した所に着いたミドル寄りの捕虫嚢だが、め
  っちゃスレンダー
3.2017年9月6日、腋芽に着いたロアーで出来て1ヶ月程度経過したも
  の
4.2017年11月28日、こちせは出来たばかりのロアー
5.こちらから四枚は2017年12月6日に撮ったもので、こちらはこの6
  月に水遣り時頂芽を折ってしまい挿し木にしたもの。何とか活着して葉身
  を展開し始めた
6.現在腋芽が3芽程出来ており、何れかの腋芽に着いたロアーだと思う
7.こちらも同様で、右は出来て間もないもの。左はある程度時間が経過して
  いそう
8.こちらも最新のロアー

1.こちらから三枚は2018年5月17日に撮ったもので、こちらは挿し木
  のためカットした挿し穂を水揚げしている状態
2.カットした挿し穂に着いている最新の捕虫嚢で、ミドル辺りだろうか
3.こちらもカットした挿し穂に着いている生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
4.こちらから五枚は2018年6月26日に撮ったもので、こちらは親株の
  何番目かの腋芽に着いたロアー寄りの捕虫嚢
5.こちらから四枚は昨年の6月7日に挿し木を実施した頂芽挿しの個体で、
  我が家の更新株として残しているもの。こちらは現在の株姿だが、イマイ
  チ状態。これからの生長に期待したいところ。この10月には
6.左写真の挿し木苗に着いた最初の捕虫嚢だが、既にミドル辺りか(・・?
7.こちらは最新の捕虫嚢
8.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんで、完成までにはもう暫くかかりそう

1.こちらから七枚は2018年8月1日に撮ったもので、何れも挿し木苗。
  こちらはこの時点での株姿。未だ挿し木した状態のままだったので鉢上げ
  することにした
2.挿し木苗の一つ前に着いた捕虫嚢
3.最新の捕虫嚢だが、未だ小さいね~
4.こちらは生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。若干大きくなりそうな雰囲気
5.根鉢を外した状態。発根量はまあこんなところか
6.4号プラ鉢に鉢上げしたところ。これでググっと大きくなって欲しいもの
  だが、置き場所がないので棚下になりそう(ノД`)
7.2018年8月9日、ボチボチのアッパー寄りの捕虫嚢
8.こちらは2018年12月17日に撮ったもので、この時点での挿し木苗
  の状態。思った通り棚下に置いていたせいか、めっちゃショボくなって青
  瓢箪状態。陽当たりの良い場所が確保出来たら良いのだが…

1.2018年10月21日、親株の何番目かの腋芽に着いたロアー寄りの捕
  虫嚢だが、気温の低下か一寸ショボくなってきた感じ
2.2018年11月8日、親株の最新の捕虫嚢
3.こちらから五枚は2018年12月17日に撮ったもので、こちらは何番
  目かの腋芽に着いた二つ前の捕虫嚢
4.同枝に着いた一つ前の捕虫嚢。左から二枚目写真の嚢のその後だと思う
5.こちらは別の枝に着いた二つ前の捕虫嚢
6.同枝に着いた最新の捕虫嚢。他の枝や葉身に邪魔されて口部がひしゃげて
  るよね~( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
7.こちらは徒長枝の地際から50cm程度の所から発生した腋芽に着いた捕
  虫嚢。まあ、生長はこれからだろう

1.2019年3月8日、挿し木苗NO-2に着いた最新の捕虫嚢。一寸色合いは
  薄目だね~(^^;
2.2019年5月21日、挿し木苗NO-1個体に着いた出来立ての捕虫嚢
3.2019年5月29日、多分左隣の写真の捕虫嚢のその後の様子だと思う
4.こちらから五枚は2019年6月18日に撮ったもので、こちらは親株の
  地際から発生した腋芽に着いたロアー辺りの捕虫嚢
5.昨年5月に挿し木したNO-1個体の様子。生長は緩慢で出来は良くない
6.挿し木NO-1個体に着いた最新の捕虫嚢。雰囲気的にボチボチの様だね(^^)v
7.昨年5月に挿し木したNO-2個体の様子。NO-1個体よりも更に宜しくない。
  今夏中に何とか大きくなって欲しいものだが…
8.NO-2個体に着いた最新の出来立て捕虫嚢だが、蔓に邪魔されて蓋が開き切
  らない状態になっている(^^;

1.2019年10月2日、挿し木苗に着いた未だロアー寄りの捕虫嚢
2.2019年10月13日、別の挿し木苗に着いたロアー。嚢表面の色合い
  とリップの緑のコントラストが中々良い感じ
3.20109年11月2日、多分左写真の捕虫嚢のその後の様子であろすか、
  大差は無い様だ
4.こちらから三枚は2019年12月7日に撮ったもので、こちらは挿し木
  苗に着いた捕
  虫嚢だが、一寸痛んできた様子
5.別の挿し木苗に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
6.親株の1m程度徒長した枝の途中から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。何と
  かロアーの体裁は保っている感じ

1.こちらから五枚は2020年6月14日に撮ったもので、こちらは親株の
  地際から発生した腋芽に着いた未だ何とかロアー寄りの捕虫嚢
2.2018年5月に挿し木した頂芽枝挿しの個体で、多少大きくなったがま
  だまだの様だ。節間挿し個体は昨年里子に出たよ~(@^^)/~~~
3.左写真の挿し木苗の地際を確認したら、やっと腋芽が萌芽し始めた様だ。
  これでロアーが拝めそうだ。一寸判り辛いが用土表面から根が大分出てき
  ているので植替えしたいところだが…
4.挿し木苗に着いた最新の捕虫嚢。既にミドル寄りかな。発色はボチボチ良
  い感じ(*^^)v
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから六枚は2020年12月4日に撮ったもので、こちらは親株の
  何番目かの腋芽に着いた捕虫嚢。何か色合いが薄くて煤けた感じ(;'∀')
2.こちらも親株のもので、別の腋芽に着いた捕虫嚢。リップがゴミ付着で一
  寸汚く見えるが最新の捕虫嚢である
3.こちらから四枚は挿し木苗のもの。こちらはこの時点での株姿だが、相変
  わらず生長は捗々しくない
4.一つ前に着いた捕虫嚢。一寸汚いなあ~(^^ゞ
5.こちらは最新の捕虫嚢。色合いは何かパッとしないね~
6.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成するまでにはもう少し時間
  がかかりそう

1.2021年4月7日、挿し木苗の地際から腋芽が発生してきた様子
2.2021年5月21日、挿し木苗の主茎に着いた捕虫嚢。一寸スレンダー
  だが結構色合いは濃いかな
3.こちらから二枚は2021年7月13日に撮ったもので、何れも親株のも
  ので未だ旧温室内で移動できずにいる。こちらは徒長枝についた捕虫嚢
4.こちらは地際から発生したばかりの腋芽に着いた最初の中ロアーだが、め
  っちゃ色合いが薄いネ~(^^;)

1.こちらから五枚は2021年7月13日に撮ったもので、何れも挿し木苗
  のもの。こちらはこの時点での株姿。主茎が完全にお辞儀をしてしまって
  いる。挿し木したままで未だ植替え出来ていないが、もうそろそろ実施せ
  ねばなるまい
2.地際から発生した腋芽の様子。やっと着袋が始まった様だ
3.こちらは主茎に着いた最新の捕虫嚢。slenderになってきたが色合いは未
  だ濃い目の様だ
4.地際から発生した腋芽に着いたロアー。色合いは薄目^^;
5.同じく腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから六枚は2022年2月9日に撮ったもので、こちらから四枚は
  旧温室にある親株。こちらは地際から発生した腋芽に着いたロアー
2.こちらは地際から発生した別の腋芽に着いたロアー。光線の加減で色合い
  が大分違って見える
3.こちらは徒長した枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。大分slenderになって
  きた様だ
4.地際から発生した腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん
5.こちらから二枚は新温室で管理している挿し木個体。こちらは現在の株姿。
  最初に生長してきた主茎が力尽きてしまい、地際から発生した腋芽が何と
  か生きている状態
6.最新の捕虫嚢。何かしけた感じだね~(^^;

1.こちらから六枚は2022年8月10日に撮ったもので、こちらから四枚
  は旧温室内で管理している親株のもの。こちらは地際から発生してきた大
  きめの腋芽についた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次についた最新の捕虫嚢。色の濃淡がくっきりとしてい
  て綺麗だ
3.こちらは地際から発生してきたやや小さめの腋芽に着いた最新の捕虫嚢
4.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は新温室内で管理している挿し木苗のもの。こちらは現在
  の株姿。挿し木したままの状態でずっと植替えていないので全く大きくな
  らない(^^;)
6.こちらは最新の捕虫嚢。棚の網に挟まっていたせいかめっちゃ歪になって
  いる(^^;

1.こちらから六枚は2023年3月11日に撮ったもので、こちらから五枚
  は旧温室内で管理している親株のもの。こちらは地際から発生してきた腋
  芽に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢
3.こちらは地際から発生してきた別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。中々良い
  感じだ(^'^)
4.左写真の捕虫嚢の次に生長してきている最新の捕虫嚢の赤ちゃん。何とな
  く良い感じになりそうな雰囲気(*^。^*)
5.こちらは徒長枝に着いた最新の捕虫嚢で、出来立てで完成しきっていない
6.こちらは新温室内で管理している挿し木苗に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃ
  ん。間もなく完成しそうだ

1.こちらから六枚は2023年9月17日に撮ったもので、何れも旧温室内
  で管理している親株。こちらは徒長した現主茎に着いた最新の捕虫嚢。大
  分面長になってきている様だね
2.こちらは地際から発生してきた腋芽がある程度大きくなってきた枝に着い
  た一つ前の捕虫嚢
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。グリーンのリップにエッヂ部
  が臙脂色に染まっている
4.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。若干ではあ
  るがN.rafflesianaに似る
5.こちらは地際から発生してきた別の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。リップの
  色合いが良い感じ(*^^*)
6.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までに
  はもう少し掛かりそうだ

1.こちらから二枚は2023年11月23日に撮ったもので旧温室内で管理
  している親株。こちらは地際から発生してきた腋芽に着いた最新のロアー
  リップのグリーンが良い感じ(*^。^*)
2.徒長枝に出来つつあるアッパーの赤ちゃん。随分slenderになりそうだな
3.こちらから四枚は2024年3月24日に撮ったもので、こちらは旧温室
  内で管理している親株の徒長枝に着いたアッパー。もうボチボチ寿命を迎
  えそう(´;ω;`)ウゥゥ
4.親株の地際から発生してきた腋芽に着いた最新のロアー
5.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。一寸小さめ
  だが色合いは良くなりそう(*^^*)
6.こちらは新温室内で管理している挿し木個体に着いた捕虫嚢。お陽さんが
  強すぎるせいか色合いは褪せた感じ(;^ω^)

1.こちらから六枚は本日2025年3月24日に撮ったもので、こちらから
  四枚は旧温室内で管理している親株。こちらは地際から発生した最新の腋
  芽が少し生長した枝に着いた一つ前の捕虫嚢
2.左写真の捕中嚢の次に着いた最新の捕虫嚢
3.こちらは別の徒長している枝に着いた最新の捕虫嚢。出来て間もない様で
  良い感じだ(^'^)
4.更に別の徒長枝に着いた最新の捕虫嚢。こちらは日陰になっている場所で
  出来たせいか全体的に色合いが薄い
5.こちらから二枚は新温室内で管理している挿し木個体、こちらは現在の株
  姿だが、挿し木時から一度も植替えしていないので一向に大きくならない
6.左写真の個体に着いた最新の捕虫嚢。今春には鉢増ししないといけないか
  なあ

 

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