本日は、N.ventricosa×inermisです。
①人工交配 :N.ventricosa×inermis
②入手時期 :2018年10月
③入手元 :けふおさん
④生長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木 :水挿しで容易
⑦嚢の大きさ:我が家では未だ4cm程度
⑧雌雄 :?、我が家では開花実績無し
本種は是非とも欲しかった品種でしたが、中々手に入れる機会がありませんでした。が、2015年の3月にやっとその機会に恵まれ何とか入手することができました。
N.inermisは私の技術では一寸無理かと思いますが、この交配種であれば何とか育て上げることができるのではないかと思っているところです。どのような性格か全く見当が付きませんでしたが、何とななるだろうとの安直な考えから入手しました。夏の暑さにも強い様で、特に問題なく我が家の酷な環境下でも枯死せずに生長してくれていました。唯、一寸光線不足が続いたこととと、昨夏の酷暑でドライアウトしてしまいました( ノД`)シクシク…。折角入手できたのですが、とても残念なことをしてしまいました。
折りしも2018年の10月に、ブログでお世話になっているけふおさんからありがたいお申し出を戴き、再度入手することが出来ました。成長はずっとチマチマ状態が
続いていましたが、気温の上昇と共にやっと着袋し始めました(^_-)-☆。
種子親のN.ventricosaは1837年に記載された種で、Philippines、Panay島Madja-as山、Sibuyan島、Luzon島Bontoc Banaue地方やMayon山等のやや高地に自生しており、低温には強い品種です。又、バラエティーにもよりますが、一般的には高温、乾燥にも強いものが多く栽培しやすい品種です。
一方花粉親のN.inermisは、1928年に記載された品種で、スマトラ島の標高1500~2600mにかけて自生する高地性種です。アッパーはシャンパングラスの様な独特な形となりとても魅力的で垂涎の逸品ですが、我が家では育てられないでしょう。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
以上の両親から生まれた品種です。難物種でも交配となると途端に育てやすくなる品種が多いのは魅力ですね~。今回はミスのない様に育てていきたいものです(^^;。が、何故か2022年夏になって急に枯死寸前にまで至りずっと愚図っていましたが、2022年秋辺りから漸く調子を取り戻して何とか着嚢が始まりました。ε-(´∀`*)ホッ、っと思った瞬間、2023年の夏急に愚図って主茎が力尽きてしまいました(´;ω;`)ウッ…。その後昨夏の猛暑でこれまた瀕死状態になってしまいましたが、一命を取り止め何とか復活しつつありますε-(´∀`*)ホッ。下段写真左から、
1.2019年3月20日、戴いた時点で撮っていた筈の画像がどうしても見
つからなかった。こちらは5ヶ月程経過した株の様子。気温の上昇で少し
正気が出てきた様だ
2.2019年5月17日、やっと蔓の先端が成長し始めたよ~(^^♪
3.2019年5月31日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。何と
かここまで生長して着袋が始まっている
1.こちらから二枚は2019年5月17日に撮ったもので、こちらは最初に
生長し始めた捕虫嚢の赤ちゃん
2.こちらは次に生長を始めた捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから二枚は2019年5月31日に撮ったもので、こちらは一つ前
にできた捕虫嚢。既にもミドル寄りだね~
4.最新の捕虫嚢。まだまだ小さいが、これからの生長に期待したいものだ
1.こちらから四枚は2020年2月23日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。昨夏何故か急に枯死寸前になってしまった。最近になって漸
くいき帰りつつあり、徐々に着袋も始まってきたよ~ε-(´∀`*)ホッ
2.最新の捕虫嚢。未だめっちゃ小さいが、何とか着袋が始まってきたので、
これから期待したいところだ
3.次にに生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。蓋上部が一寸色付いてきてい
る。もう少ししたら開きそうな感じ
4.次に生長を開始した蔓の先端部分。これから徐々に大きくなってくる筈
1.2020年4月27日、何となくミドル寄りの捕虫嚢
2.2020年7月22日、若干尻すぼみの雰囲気。これから気温が急に上が
ってくるが、果たして無事に夏越ししてくれるだろうか
3.こちらから三枚は2020年9月23日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。この夏は例年にない猛暑熱帯夜の連続であったが、何とか生
き延びてくれたε-(´∀`*)ホッ
4.一つ前に着いた捕虫嚢。やはり出来は悪い様だ。まあ、何とか着袋してく
れているだけでも良しとしよう
5.最新の捕虫嚢。蓋が開いたばかりの様で未だリップは完成していない。こ
れから気温が徐々に低下してくるので、少しずつ状態は良くなってくれる
ことを期待しよう
1.こちらから四枚は2021年3月21日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。相変わらず生長は遅々としているが、やっと地際から腋芽が
発生してきた(*^^)v
2.現主茎の頂芽部分をアップしたところ。頼りない生長だね~^_^;
3.地際から発生した腋芽をアップ。少し茎が太くなっている様で、今後の生
長に期待しよう
4.こちらは主茎に着いた最新の捕虫嚢で、未だ開いたばかりだが異様に蓋が
小さい
1.こちらから四枚は2021年3月21日に撮ったもので、こちらは主茎に
できつつある捕虫嚢の赤ちゃん。ぷっくらとしている。間もなく完成しそ
うな感じ
2.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
3.地際から発生した腋芽に着いた最初の超ロアー。米粒みたいに小さい^^;
4.同じく地際から発生した腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん
1.こちらから四枚は2021年4月13日に撮ったもので、こちらは地際か
ら発生した腋芽に着いた一つ前のロアー
2.同じく地際の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。色合いが少し濃くなった感じだ
3.こちらは主茎に着いた一つ前の捕虫嚢。未だロアーの雰囲気だね
4.同じく種茎に着いた最新の捕虫嚢。開いて間もない状態で未だリップは完
成していない状態だ
1.こちらから六枚は2021年12月6日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。残念ながら主茎は力尽きてしまった(´;ω;`)ウッ…
2.地際から発生した腋芽の様子。生長はチマチマ状態である。何故(・・?
3.二つ前に着いた捕虫嚢。嚢も結構ショボいネ(^^ゞ
4.一つ前に着いた捕虫嚢。何か僅かだがアリストの雰囲気ありかも(^_^;)
5.最新の捕虫嚢。小さいなりにも何とか頑張ってくれている様子だ
6.こちらは次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには大分かかりそ
うだ。今夏株は大分ショボくなってしまった。これから来春にかけて調子
を取り戻して欲しいものだ
1.こちらから二枚は2022年3月3日に撮ったもので、こちにはこの時点
の最新の捕虫嚢。めっちゃ小さいし色合いも悪い(^^ゞ
2.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。色合いは少し出てきた様だが、
蓋は何処(・・?。めっちゃ小さい奇形の様だ
3.2022年3月23日、こちらは成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。これも僅
かだが蓋が小さい様だ
4.こちらから二枚は2022年6月4日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。相変わらず遅々としており一向に大きくなるつもりはないらし
いね~
5.最新の捕虫嚢。イマイチだが我が家ではまあこんなものだろうか
1.こちらから五枚は2022年12月16日に撮ったもので、こちらはこの
時点での株姿。相変わらず遅々としている(^▽^;)。但し、着袋は100%
である
2.三つ前についた捕虫嚢
3.二つ前についた捕虫嚢。大して差は無い様だ
4.一つ前に着いた捕虫嚢。こちらは全体が赤味がかっており、リップは中々
良い感じだヽ(^。^)ノ
5.最新の捕虫嚢。未だ完成しているわけではない様だ。何か蓋に特徴がある
ね~(^_-)-☆。蓋の先端部分が裂開した感じで、しかも頂部に角の様な突
起が二つ有って面白い
1.こちらから六枚は2024年2月15日に撮ったもので、こちらはこの時
点での株姿。相変わらず生長はチマチマ状態で一向に大きくならない
2.こちらは三つ前に着いた捕虫嚢。一寸出来損ないの様だ(^_^;)
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた二つ前の捕虫嚢。何とかまともな形になった
が極小(^^ゞ
4.左写真の捕虫嚢の次に着いた一つ前の捕虫嚢。蓋がハート状に切れ込みが
入っている。左写真の捕虫嚢も同様だ
5.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。超おチビちゃんには変わりな
いが色合いは多少らしくなってきた感じ(*^^*)
6.左写真の捕虫嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までに
は大分掛かりそうである
1.こちらから四枚は本日2025年2月14日に撮ったもので、こちらは現
在の株姿。昨夏の猛暑で"もうダメだ!"状態にまで陥ったが何とか復活し
つつある
2.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。蓋が一寸小さいがハート型をしているよ
3.左写真の捕中嚢の次に着いた最新の捕虫嚢。左写真の捕虫嚢はふっくらと
しているがこちらは結構slenderだ
4.左写真の捕中嚢の次に出来つつある最新の捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完
成しそうな感じだ
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