本日は、N.hybrid(all stripe lip)です。

①人工交配 :交配親不明
②入手時期 :2021年5月
③入手元  :どりへにさん
④生長度合 :遅い
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax5cm程
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

交配親不明の交配種です。以前の話ですが、一正園殿の奥方様がN.Mixta系の鉢から実生が発生し育てたところ、ストライプ入りの美しい品種だったので引き続き育てている品種と情報を得たことがありました。本種がそれと同一なのかと思っていましたが違うようです…m(_ _"m)。どりへにさんからの情報によりますと、タイからの輸入品だそうです。カタログにもN. hybrids ( all stripe lip )としか書かれていなかったようですが、袋の形からN.viking x ampullariaではないかとのことです。
確かにグランドもどきが発生していましたのでそうなのかもしれませんね。種の同定は難しいです(^^;。
扨て、本種は一昨年5月にいつもお世話になっているどりへにさんより戴きました。誠にありがとうございました。戴いた当初は着袋していませんでしたので、どんな捕虫なのか判りませんでしたが、その後一ヶ月少々経過して初めて着袋しました。唯、めっちゃ小さくて1cm程度でしたが、既にリップは美しいストライプが入っていました。その後に着袋して来たものはボチボチの大きさになってくれています。
リップの形状はとても丸く、出来たてはほぼグリーン一色ですが、その後徐々にストライプが現れてくる様です。何れにせよとても良い交配種に違いはありません。これからの生長に期待したいところです。唯、入手して初めての冬ですが低温には一寸弱そうです。現在生長はほぼ止まっているかなってレベルで遅々としています。何とか着袋はしていますが最低温度15℃は一寸厳しく、出来れば18℃程度有れば良いのですが、ここのところの原油高騰のあおりで、灯油代もアホみたいに高くなっていますので一寸厳しいです(ノД`)シクシク。
昨年2022の9月頃に雄花が咲き交配してみました。美しいストライプが入る個体ができれば良いのですが…。唯、開花後から調子を落とし主茎は既に力尽きてしまいました。地際から発生してきた腋芽×3は僅かずつですが生長してきている様ですので、今後はこの腋芽にかけようと思います。唯、何時ものように冬季は絶不調になりましたが、昨夏は例年以上の猛暑でダメージが大分出てしまいました(ノД`)・゜・。下段写真左から、
 
1.こちらは入手した当日の2021年5月17日に撮ったもので、この時点で
  の株姿。未だ捕虫嚢は着いていないが果たしてどんな嚢を着けてくれるだろ
  うか
2.2021年5月19日、早速ビニールポットから4号プラ鉢に植替えること
  にした。こちらは植替え後の様子。根鉢等の様子を撮るのを失念していた
3.植替え後約1ヶ月後の2021年6月28日に撮った株姿。やや大きめの葉
  身が展開してきた
4.こちらも2021年6月28日に撮ったもので、我が家に来て初の捕虫嚢が
  完成した。但し、めっちゃ小さくて1cm程度(^^ゞ
5.2021年7月1日、やっとそれらしい捕虫嚢が完成した。蓋が開いて間も
  ない捕虫嚢でリップはほぼグリーン一色である

1.2021年7月2日、上段右端写真の捕虫嚢の一日後の様子。既にストライ
  プが現れてきているよ~(^o^)/
2.2021年7月6日、次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
3.2021年7月25日、左写真の捕虫嚢の赤ちゃんが完成した様子
4.2021年8月4日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。リップのストライプ
  が結構鮮明になった様だ
5.2021年8月4日、次の捕虫嚢が開き始めた様子。2日程度で完成するだ
  ろう

1.こちらから四枚は2021年8月16日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。少しずつだが大きくなってきている感じ(^_^)
2.こちらは最新の捕虫嚢。ん~ん、中々良い感じ(??>?<?)。??
3.左写真の捕虫嚢のリップをアップした様子。ストライプ自体は若干薄めだが
  形色合いが良いネ~
4.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少しかかりそう
  かな

1.2021年8月23日、出来たての補虫嚢で、リップはほぼグリーン一色と
  いったところかな
2.2021年10月6日、次に生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん
3.2021年10月9日、蓋が開いて間もない捕虫嚢。リップのストライプが
  僅かに現れているが何れくっきりとしてくる
4.こちらから二枚は2021年10月12日に撮ったもので、こちらは左の捕
  虫嚢が完成して少し経ったもの
5.左写真の捕虫嚢のリップをアップ。中々良い感じである

1.2021年10月23日、この時点での最新の捕虫嚢。何かリップがとって
  もdarkticで良い感じ
2.2022年2月6日、次に生長してきている捕虫嚢の??。完成までには今少
  し掛かりそうだ
3.こちらから三枚は2022年2月20日に撮ったもので、こちらは左写真の
  捕虫嚢が完成した様子。唯、リップは未だ完全に展開しきってはいない
4.こちらは左写真の捕虫嚢のリップをアップ。やや口部が楕円形だなあ~。真
  丸になってくれると良いのだが…
5.現在の株姿。本種は低温が苦手な様だ。我が家では夜間最低温度が15℃程
  度まで下がるので着袋はギリギリのところだろう。株も一寸元気がなく中々
  大きくならない

1.2022年4月23日、この時点での最新の捕虫嚢。リップの下部が殆ど赤
  くなっている
2.こちらから二枚は2022年5月26日に撮ったもので、この時点での最新
  の捕虫嚢。リップが極端に平坦な感じだ
3.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ。真丸な口径が良い感じだねぇ
4.こちらから二枚は2022年6月14日に撮ったもので、この時点での最新
  の捕虫嚢。リップの上部は殆どストライプが無い感じ
5.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ

1.こちらから五枚は2022年8月7日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。生長は相変わらず遅々としている
2.頂芽部分をアップ。どうも花穂が準備されている様だ。未だ開花して欲しく
  ないのだが…
3.地際の茎の部分だが腋芽が3芽程萌芽しかけている様子。無事に生長して欲
  しいものだ
4.こちらは最新の捕虫嚢。艶々感がとっても良い感じ(??>?<?)。??
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから二枚は2022年8月17日に撮ったもので、こちらは主茎に着
  いた最新の捕虫嚢
2.左写真の捕虫嚢のリップをアップ。グリーン一色だね~
3.2022年8月29日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。少しずつストライ
  プが判るようになってきた
4.こちらから二枚は2022年9月7日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫
  嚢。めっちゃ綺麗なストライプが表れているよ!(^^)!
5.雄花が開花した。一応美しいストライプ発現を期待して交配したが果たして
  どうなるだろうか
6.2022年11月18日、地際から数芽発生してきた脇芽に着袋が始まって
  いる

1.2022年11月18日、上段右端写真の捕虫嚢をアップしたところ。リッ
  プが真丸でストライプが美しい(#^^#)
2.こちらから五枚は2023年2月2日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。主茎は昨年9月に開花後愚図ってボチボチ逝きそうな感じになって
  きたよ~(ノД`)・゜・。
3.こちらは地際から発生した腋芽の様子で、主茎に代わって何とか少しずつで
  はあるが生長してきている様だ
4.少しアップ。左端写真の捕虫嚢のその後で、リップ全体が僅かにピンク掛っ
  ている
5.最初に発生した脇芽に着いた最新の捕虫嚢。蓋が開いたばかりの様でリップ
  はまだ完成していない
6.二番目に発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。やや面長な感じだね~

1.こちらから三枚は2023年7月12日に撮ったもので、こちらは大き目の
  腋芽に着いた最新の捕虫嚢。ストライプは若干少なめだが良い感じだ(*^^*)
2.左写真の捕虫嚢の次にできつつある捕虫嚢の赤ちゃん。日陰になっているせ
  いか色合いは薄い様だ
3.こちらは別の少し小さめの腋芽に着いた最新の捕虫嚢。こちらも中々良い感
  じ(*^。^*)
4.こちらから三枚は2023年8月12日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。主茎は既に逝ってしまったが、2芽何とか生長してくれている様
  で一寸ε-(´∀`*)ホッ
5.大き目の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。猛暑のせいか出来具合は一寸イマイチ
  ってとこだろうか(^_^;)
6.左写真の捕虫嚢の次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。こちらは比較的
  色合いは濃い様だ

1.2023年9月18日に撮ったもので、こちらは二番目の腋芽に着いた最新
  の捕虫嚢。思いの外ストライプが少ないね~(;^ω^)
2.こちらは一番目の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。こちらもストライプは少な
  い様だ
3.左写真の捕虫嚢の次に着いた最新の捕虫黒。こちらはあまり鮮明ではないが
  ストライプはある程度確認できる
4.2023年10月16日、生長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら
  完成しそうだ
5.こちらから二枚は2023年11月10日に撮ったもので、こちらは最初の
  腋芽に着いた最新の捕虫嚢
6.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ。色合国ストライプも大分発現
  しており美しい(*^^*)

1.こちらから三枚は2023年12月8日に撮ったもので、こちらは三番目の
  腋芽に着いた最新の捕虫嚢。一寸ショボいね(^_^;)
2.こちらは二番目の腋芽に着いた最新の捕虫嚢
3.左写真の捕虫嚢の口部をアップ。ストライプは少な目だが色合いは鮮明だね
4.こちらから三枚は2024年2月9日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。主茎は朽ちて3芽腋芽がチマチマ生長してきている
5.三番目の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。気温が低い時期なのでめっちゃショボ
  い。早く暖かくなって欲しいものだ
6.二番目の捕虫嚢に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。蓋が開き始めた様だ

1.2024年4月21日、現主茎に着いた最新の捕虫嚢。完成したばかりで色
  合いは全体的に薄い
2.2024年4月25日、左写真の捕虫嚢の4日後の様子。一気に赤く色付い
  てストライプもくっきりと判る様になってきた
3.こちらから四枚は2024年8月6日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  の株姿。この夏は殊の外高温続きで状態は良くない(´;ω;`)ウッ…
4.現主茎に着いた最新の捕虫嚢。高温の来夏色合いもイマイチだ
5.地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。こちらはリップがほぼグ
  リーンでストライプが入っていない感じだ
6.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。完成までには
  大分掛かりそうだね

1.2024年9月28日、久しぶりに雄花が咲いた様子
2.こちらから二枚は2024年11月19日に撮ったもので、こちらは現主茎
  に着いた最新の捕虫嚢。ミドル辺りになった様だ
3.左写真の捕虫嚢のリップをアップしたところ。めっちゃ良い感じである
4.こちらから三枚は本日2025年2月9日に撮ったもので、こちらは現主茎
  に着いた最新の捕虫嚢。色合いはとても濃くもう少ししたらアッパーになり
  そうである
5.左写真の捕虫嚢の次に生長してきた最新の捕虫嚢の赤ちゃん。今の所蔓のカ
  ールは窺えない
6.地際から発声してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。ロアーだけあってSquat
  な感じである

 

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