本日は、N.platychila×viking konanです。

①人工交配 :N.platychila×viking、中川泰秀氏作出
②入手時期 :2018年9月
③入手元  :ぷりんさん
④生長度合 :遅い
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木  :?、我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax5cm弱
⑧雌雄   :(・・?

種子親のN.platychilaは、ボルネオ島中央サラワクのホース山脈の標高900~1400m辺りに固有する品種で、2002年に発見された比較的新しい品種です。
種小名はplatus "flat"、cheilos "lip"、本種の独特な水平の襟に由来する様です。我が家でも以前育てていましたが、暑さのためか逝ってしまって久しいです( ;∀;)。
一方花粉親のN.vikingは、近年発見された種類で、タイの本国及び西海岸アンダマン辺りの島々に自生する低地性のネペンテスです。ネオファームによってAタイプ、Bタイプ、ボートフォーム、ビビッドレッド等の種々タイプが発売されたそうです。そもそもバイキングとはゲルマン人(ノルマン人)の別称で、彼らは快速軍船を開発し大洋航海を可能にしたことで、様々な地域を侵略、略奪、征服、植民地化したこと等で有名ですね。
本種の最大の特徴は、根部がぼってりと膨らんだ塊根状になる事です。これは乾期や野火などに耐えれるように進化したとか、何れにしてもとても生命力旺盛で猛暑に対
しては全く問題なく絶好調でどんどん成長、低温にもある程度耐えれる様で、とても育て易い強健種だと思います。
以上の両親を元に中川氏によって作出された新しい交配種です。昨年の9月にご厚意にしていただいているぷりんさんより戴きました。誠にありがとうございました。
N.platychila譲りになるのでしょうかね。今のところまだまだ本領発揮ではありませんので良く判りません。来春以降少しは大きくなってくれることを期待したいものです。

N.platychilaのリップ再現成るでしょうか(^^♪。今のところ一寸怪しい様な(;'∀')。下段写真左から、

1.戴いた当日の2018年9月21日に撮ったもので、この時点での株姿。
  とても立派な苗をお譲り戴いた
2.2018年10月30日、一寸光線が強く葉身が赤くなったが、特に問題
  ない様である
3.こちらは2018年11月6日に撮ったもので、この時点での株姿。光の
  加減もあるが、更には真の色合いが赤くなった感じ(^-^;

1.こちらから二枚は2018年10月30日に撮ったもので、こちらは一つ
  前に出来た捕虫嚢。斑模様はN.platychila譲りだろうか
2.最新の捕虫嚢。リップには僅かにストライプが入る様である
3.こちらから三枚は2018年11月6日に撮ったもので、こちらは左端写
  真の捕虫嚢のその後の様子。大して変わりはない
4.こちらは左から二番目写真の捕虫嚢のその後の様子。若干赤味が増した様
  な雰囲気
5.こちらは次に生長を開始した捕虫嚢の赤ちゃん

1.こちらから二枚は2018年12月18日に撮ったもので、こちらはこの
  時点での株姿。一寸光線が強い様で葉身が真っ赤(^^;
2.最新の捕虫嚢。リップにはストライプが目立つようになったが形は一寸…
3.こちらから三枚は2019年4月13日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。少しずつリーフジャンプしてきたかな?
4.一つ前に着いた捕虫嚢
5.最新の捕虫嚢。リップのストライプは目立つが、形は今のところ丹平には
  ならない雰囲気だね~

1.こちらから五枚は2019年7月22日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。一寸鉢が小さくなってきたので、重い腰を上げることにした
2.一つ前に着いた捕虫嚢。結構赤くなってリップのストライプが分からなく
  なった
3.最新の捕虫嚢。未だ僅かにリップのストライプが見て取れるが、時間の経
  過と共に判らなくなるだろう
4.植替えの為根鉢を外したところ。根量は思ったよりも少ないようだ
5.4号プラ鉢にミズゴケで植付けた様子

1.こちらから三枚は2019年10月8日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。若干生長してきているのだろうか?
2.一つ前に着いた捕虫嚢
3.最新の捕虫嚢。色合いはまあまあだが、リップの丹平姿は一寸拝めないか
  もしれないね~(^^;

1.こちらから四枚は2020年1月20日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。冬季場所の問題から夜間無暖房の場所で管理していたことも
  あり、中々思った様には育ってくれていない
2.地際を確認したら超小さな腋芽が2芽発生してきていたよ~(^-^)
3.一つ前に着いた捕虫嚢。色合いは多少良くなってきただろうか
4.最新の捕虫嚢。リップには若干のストライプが確認できる。本領発揮は来
  春以降だろうか

1.こちらから六枚は2020年8月11日に撮ったもので、こちらはこの時
  点での株姿。地際から2芽発生してきた腋芽も少しずつだが大きくなって
  きており、着袋も始まっているよ~(^^♪
2.こちらは最新の捕虫嚢。色合いはイマイチだね~
3.一つ前に着いた捕虫嚢。少しばかりdarkになってきた様だ
4.地際から発生してきた腋芽に着いたロアー
5.地際から発生してきた別の腋芽に着いたロアー。めっちゃ小さい(^^;

1.こちらから六枚は本日2024年11月9日に撮ったもので、久々の登場
  である(^_^;)。こちらは現在の株姿。主茎は既に朽ちており地際から腋芽
  が2芽細々と育っている。温室の片隅でほぼ放置されていたようなところ
  にあったので引き出しお陽さんの良く当たる場所へ移動だ
2.左写真の個体の枯葉や枯れ枝をカットしてさっぱりとさせた様子
3.こちらは大きい方の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。蓋は一寸委縮して奇形
  であるが色合いはとても濃い
4.左写真の捕虫嚢の次に出来た最新の捕虫嚢の赤ちゃん。まだ完成しきって
  おらずリップは未だ立ったままだ。この時点ではストライプが良く判る。
  こちらは蓋の大きさは普通の様だね(*^^*)
5.小さい方の腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。こちらの蓋は更に小さくなって
  いる
6.左写真の捕虫嚢の次に出来た最新の捕虫嚢の赤ちゃん。こちらも蓋は一寸
  小さめの様だ

 

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