本日は、[N.viking var boatform sib(Large Red系)×(rowanae×ampullaria)]×ampullaria darkspot Itoの交配‐その1について紹介します。

①交配番号 :NO.93
②交配親  :[N.viking var boatform sib(Large Red系)×

       (rowanae×ampullaria)][♀]×ampullaria darkspot Ito[♂]
③交配日  :2023年10月15日
④採取日  :2024年2月23日
⑤播種日  :2024年3月11日
⑥発芽確認日:2024年4月23日

種子親の母方は、N.viking var boatform同士を掛け合わせたsib-crossで、ぷりんさんが作出されたものを2012年7月に分譲していただいたものです。その名の通り
我が家に4種ある内で一番大きな赤い嚢を着けてくれるもので、形も丸い個体です。一方父方のN.rowanae×ampullariaも2013年12月にぷりんさんより入手した個体になります。本種は生長旺盛で、さぼる事も無く確実に着袋してくれる品種で、コロコロっとした大きめの嚢を着けてくれます。低温、高温もなんのその、強健種でとても育て易い品種ですが、少々図体がでかくなります。(o^―^o)ニコ
一方花粉親は2022年5月に、何時もお世話になっている伊藤氏より分譲していただものですが、品種名が一寸不詳の様ですので我が家では品種区別のためdark spot Itoと呼称しています。嚢表面の色合いは濃く斑模様が多少散在し、グリーンのリップにストライプの入る個体です。
この二品種を交配してみました。そのコンセプトは、N.rowanae×ampullariaの大きなコロコロとした嚢の形状にこのdarkspotが入る様な個体を目指しましたが果たして結果は(・・?、数年後には判るでしょう(*^^*)。
受粉率はあまり良くなかったようで採取できた種子も少なめでしたが、種実自体は比較的しっかりしていたようです。唯、種子採取から播種までに時間を要しましたので
発芽率が下がるのではと危惧していました。播種が遅れたのは何時もの単なる失念でした(⌒▽⌒)アハハ!。
つい10日ほど前に確認したところ発芽していない様でしたのでそのままになっていましたが、本日確認したところボチボチ発芽してきていました。比較的発芽は早かった様ですε-(´∀`*)ホッ。梅雨時位になったらセルトレイに上げることが出来ればと思っています。下段写真左から、

1.こちらは種子親のN.viking var boatform ×sib(Large Red系)×(rowanae
  ×ampullaria)で、2015年10月に我が家で交配したもので、色合いも

  あり結構丸みの強い嚢
2.こちらは花粉親のampullaria darkspot Itoで、比較的大き目で袋表面の色
  合いは濃く、グリーンぽい斑模様が散在する。リップはグリーン地にスト

  ライプが発現する個体
3.蒴果と種子、結実はやや少なめであったが種実は比較的しっかりとしてい
  た

1.こちらから三枚は本日2024年4月23日に撮ったもので、こちらは現
  在の播種鉢の様子。一寸判り辛いがボチボチ発芽してきている様である
2.こちらは播種鉢内の左側面辺りをアップした様子。双葉はしっかりと展開
  し芽の中心部には僅かに本葉らしきものが覗いている
3.播種鉢中央部やや下部辺りのアップ。こちらも同様である
4.播種鉢右側面辺りのアップ。次々と発芽してきている様だ(*^^*)。これか
  らの生長に期待したいものだ

 

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