本日は、D.binata T-formです。
D.binataの和名をサスマタモウセンゴケ(刺又毛氈苔)といい、オーストラリアからニュージーランドにかけて自生する半耐寒性多年草です。ブログでお世話になっているどりへにさんより、2016年6月に分譲していただいた品種です。
今回紹介する品種はT-formと言われるものだそうです。捕虫葉は二又に分かれ、それ以上にはならない品種だそうですが、戴いた個体は成長期は捕虫葉が四又になる様です。
(・・?八又にもなるのでしょうかね。(*^^)v。草姿は比較的小型で濃く赤味がかった腺毛、良く結実し種子から簡単に増え雑草化する強健な種類だそうです。それに根伏せでも増えるとのことで、ありがた~い(・・?品種ですね~。
戴いた年の8月上旬から純白の美しい花が咲き始め10月初旬辺りまで開花していました。思っていたよりも大きめの花なんですね~。(#^^#)どんどん増えて雑木林の様になったら面白いでしょうかね(*^-^*)。果たして種子が出来て飛び散ったのかどうか分かりませんでした。
2017年は更に大きくなり花数も増えたのですが、2018年冬は低温続きが影響したのか、戸外では一寸厳しかったのでしょうか。一向に芽が出てこない状態が続き、逝ってしまったのかと思い鉢を処分しようとしたのですが、ウトリが何時の間にか繁茂してきましたので差のままの状態にしていました。その後漸く小さな芽が数芽発生してきました。根部が生きていたのですね。2019、2020年のシーズンは暖冬だったせいもあってか萌芽してはきましたが、ずっと植替えしていないせいか樹勢は非常に弱くなっていました。そこでやっとこのシーズン植替えすることにしました^^;。下段写真左から、
1.戴いた当日の2016年6月29日に撮ったもので、地上部の様子。大ボケ気味で見
辛いのはご容赦の程
2.こちらから二枚は2016年8月7日に撮ったもので、こちらは株姿だが少しずつ捕虫
葉が増えてきた感じ
3.植替えの為根鉢を外した状態。白くて太いい健康そうな根が確認できる
1.こちらから三枚は2016年8月7日に撮ったもので、こちらは二回り大きな素焼き鉢
に鉢増しした様子。これでググッと大きくなって欲しいものだ
2.こちらは捕虫葉をアップしたもので、二又にしかならない品種とのことだが、最新の
捕虫葉は四又になってるよ~。今朝初めて開花したが、次の花茎ももたげてきてい
るではないか\(◎o◎)/!
3.初めて開花した花をアップ。比較的大きめの純白花で美しい(#^.^#) これで種子が沢
山取れたらえらいことになるかもね(*^^)v
4.2016年8月17日、三輪開花し始めたところ
5.2016年9月27日、次々に花穂が上がってきており、この花穂に初めて開花した。
蕾は結構あるので大分楽しめそう
6.2016年10月2日、結構花は大きくて見栄えが良い。この花と次の蕾二つが咲い
たらほぼ開花は終了
1.2016年12月24日、大分寒くなって降霜も時々あるが、夜間は廊下に取り込んで
いるためか、冬芽にならず捕虫葉が展開している
2.2017年2月2日、戸外栽培の状況
3.こちらから四枚は2017年2月14日に撮ったもので、こちらは株全体の様子。速度
は緩慢だが、次々と捕虫葉を展開してきているよ~(#^^#)
4.株の中心部分をアップ
5.殆どの捕虫葉が二股ではなく四俣になっているね(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
6.こちらは徐々に葉身が展開してきている補虫葉。粘液の量もすごいが、気温が低い
ので徒長することなく、ズングリむっくりで育ってくれるのが良い。色合いも中々良い
感じ
1.2017年3月14日、何時の間にか良い感じの株に仕上がってきたよ~(^^♪
2.2017年3月27日、一寸早い(・・?、既に花穂が上がってきた
3.2017年4月1日、この時点の株姿で、何と二本目の花穂が上がってきているよ~
4.2017年4月16日、既に開花が始まっていた
5.2017年5月7日、ボチボチ開花も終わりに近づいている。後数個蕾がある
6.こちにかに三枚は2018年5月23日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
ウトリばかり繁茂してて本種はほんの僅か芽が出てきている様子
7.こちらは開き始めたばかりの捕虫葉
8.少し前に展開した捕虫葉。何れにしても相当な作落ちで線香花火みたい。これから
少しは大きくなってくれるだろうか
1.20019年3月28日、昨年は厳冬だったので芽吹きがとても悪かったが、今シーズ
ンは暖冬だったせいか順調の様でε-(´∀`*)ホッ
2.こちらから四枚は2019年4月28日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
未だ捕虫葉は少ないが順調の様だ
3.転回し始めの頃の捕虫葉。渦巻き状をしている
4.二股に分かれた様子。両端とも渦巻き状で、これから徐々に展開してくる
5.完成した捕虫葉。小柄な割には結構粘液が多い(^^♪
1.こちらから四枚は2020年5月7日に撮ったもので、こちはこの時点での株姿。植
替えを全していないせいか、出来は異常に悪い(ノД`)シクシク
2.捕虫葉のアップ。捕虫葉の先端は大抵この様に繊毛が疎になって長く伸びる
3.こちらは捕虫葉の途中部分をアップ。結構色合いは濃く短い繊毛が密に生える
4.展開前の捕虫葉の様子。他の品種と同様渦巻き状態になっており、これから徐々
に展開する
1.こちらから四枚は本日2021年2月18日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
雑草だらけで本種の存在が(^^ゞ
2.雑草や枯れ葉等を取り除いたら、僅かながら本種の萌芽が確認できた。唯、随分と
植替えしていなかったので非常にみすぼらしい状態になってしまっている(;´д`)
3.一番大きな捕虫葉の様子。未だ二又状態
4.株元からは小さな捕虫葉も展開してきている
1.こちらから四枚は本日22021年2月18日に撮ったもので、こちらは植替えの為
根鉢を外した状態。凄い雑草の根(;'∀')。本種の根は僅かに確認できる程度
2.古土や雑草の根等を取り除き水洗いしたところ。極めて生育状態が悪いネ
3.3号素焼鉢に4芽を寄せ植えしたところ。これで少しはまともになって欲しいところ
だ
4.ウトリが凄いことになっていたが、ほかすのは可哀想だったし、若干本種の根も入
っているのでもしかしたら萌芽するかもしれないとの期待から、ビニールポットに植
付けた。左下のポットにはサラセニアの実生も生えてきていたので、一応植付けて
オマケ画像
本日はこの1月9日の大雪以来で、又積雪がありました。9日は24cmの積雪で、本日は17cmでした。今シーズンは最高気温が20℃を越す日が何日もあったかと思えば、本日は0℃と寒暖差が非常に激しいです。これも温暖化の影響なのでしょうかね。写真は本日8時頃に撮ったもので、この時点では未だ12cm程度でしたが、日中もずっと降り続き17cmとなりました。
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