本日は、D.coccicaulisです。
本種は２０１７年４月２１日、何時もお世話になっているMaru-sanさんより種子をお譲りいただきました。２０１６年９月に山田食虫植物農園殿で入手された個体を自家受粉し採取された種子をお送りいただいたものです。誠にありがとうございました。
入手して播種したは良かったのですが、何時まで経っても発芽しなくて、その内諦めてほったらかし状態になっておりました。唯、腰水にしていましたので、水が無くなりかけたら補填していた状態が続いていました。その後暫くして発芽した様で、最初は小さくて全く気が付きませんでした。そういう事もあり播種して以降一切写真に収めていなかった様で、今朝初めて撮った次第です(^^;。
本種は、アフリカ中南部原産のドロセラの一種で、やや葉身が立ち上がる大型の品種との事です。anthocyanin-freeの個体もある様です。栽培に当たっては、高湿度を保ち１０℃以上の環境下がベストだそうで、概ね温室内が良いのでしょう。唯、我が家は狭隘温室で置き場所がなく、播種してずっと廊下で育てています。日中はしっかりお陽さんが当たり２０℃前後になるのですが、真冬の夜間は３℃程度まで冷え込みます。そんな環境下ですが何とか生きています(^^;。そのせいか葉身はあまり立ち上がることもなく、大型ではなく小型で２ｃｍ程度です^_^;。
唯、昨年及び今年の夏は耐え難い暑さでして、相当ダメージがあった様で後少して逝ってしまうところでしたが、何とか耐え抜いてくれましたε-(´∀｀*)ﾎｯ。下段写真左から、
１．こちらから四枚は２０１８年１２月１３日に撮ったもので、こちらは播種した鉢のこの時
点での様子。均等に播種したのだが、大分偏って発芽した感じ
２．こちらは鉢の左側に密集している個体をアップしたもの。大きい個体で丁度直径が
１．５ｃｍ程度
１．鉢の右上には僅か２芽だけ(;´д｀)、おっと超極小があと２芽あった^^;
２．こちらは鉢の下に生えている個体。大中小の個体が少しずつ存在する。何れもお陽
さんには程よく当たっているようで、やや赤味が射す感じ。個体数は少ないが、何と
なく良い感じなので、今後夜間だけは少し暖かな場所に移してやった方が良いのか
もしれないね～
１．２０１９年２月１５日、写りが悪くて非常に見辛いのはご勘弁m(_ _"m)。冬芽にはなら
ずに真っ赤になって耐えている(^^;)
２．こちらから四枚は２０１９年４月１９日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
中々良い感じになってきているが一寸密集しすぎ(;'∀')
３．この際少し分割することにした。こちらは根鉢を外した状態。どれが雑草でどれが本
種の根か判らない(^^;)
４．分割して各々ミズゴケで植付けた。こちらの鉢を我が家様にする事とした
５．こちらの鉢はこの後里子に出たよ～(@^^)/~~~
６．２０１９年１０月２９日、猛暑の影響か、めっちゃ酷い状態になってしまった。果たし
て生き残ってくれるのだろうか
１．こちらから五枚は本日２０２０年１０月２０日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
昨年瀕死状態になっていたが、追い打ちをかけるように今夏の猛暑で逝く寸前で持
ち堪えてくれたようだ。唯、３芽になってしまった(ﾉД`)ｼｸｼｸ
２．一番大きな芽をアップ。状態は良く無いが何とか大丈夫かなって感じ
３．次に大きな芽をアップ。一寸怪しい雰囲気
４．一番小さな芽をアップ。めっちゃ小さいが何となくまともに近い感じ(^'^)
５．一番大きな芽に咲いた花穂の残骸をアップ。オォ～結実している様だね。種子が取
れたら播種して株の更新を図りたいところ
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