本日は、D.anglica×tokaiensisです。

 

片親のD.anglicaは、日本を含む北半球の亜寒帯に分布しています。日本では尾瀬や北海道に分布、北アメリカの西海岸および東海岸の北部、ハワイ州カウアイ島、ヨーロッパ北部、イギリス、アジア北部の広範囲に渡っているようです。自生地の環境からして一般的には高温を嫌う傾向がある様で、春が一番生育が良さそうです。和名はナガバノモウセンゴケです。
 一方のD.×tokaiensisは、日本固有のモウセンゴケで、主に東海地方に自生しています。和名はトウカイコモウセンゴケと言うそうです。 モウセンゴケとコモウセンゴケの自然交配種ではないかと考えられているようです。
この両種の交配種になります。本種の親はD.anglicaが北海道産、D.×tokaiensisは東邦植物園産と伺いました。2017年4月29日に、何時もブログでお世話になっているれおん6000さんより戴きました。それに2017年の10月11日にも、以前戴いたことを失念しており他品種と一緒に戴いてしまいました。誠にありがとうございました。
2017年の4月に戴いた個体はボチボチ大きくなり、2017年夏、2018年夏共に開花しました。確かピンク色の花だったと思うのですが、写真を撮り忘れていました。中々タイミングが合いませんね~(;´д`)トホホ。10月に戴いた個体も、少しずつお陽さんに慣らしやや赤味を帯びてボチボチ状態だったのですが、こちらの個体は同じ場所に置いているにも関わらず絶不調状態でした(ノД`)。何とか開花はしたのですが、果たして自家結実するのでしょうか。若干鞘は膨らんでいるようにも思いますが…。

本日一寸時間が出来ましたので、随分植替えしていないこともあり、急遽植替えしました。これで少しは調子を取り戻してくれればいいのですが…。下段写真左から、

 

1.こちらは昨年2017年4月29日に戴いた個体で、2017年10月15日に撮っ
  たもの。戴いた当初撮っていた筈が見当たらなかった。一寸ストロボがきつす

  ぎて見辛いのはご容赦の程m(_ _"m)。この8月に開花したが撮り忘れていた

  様だ。花穂の残骸が下部に伸びている(^^♪
2.こちらは2017年11月16日に撮ったもので、左写真の個体のその後。葉身

  の数は少し増え色合いもチョロチョロ良い感じになってきた
3.2018年3月4日、徐々に成長してきた様で、新しい捕虫葉が展開してきてい

  る。唯、植物体は一回り以上小さくなったかな
4.2018年4月12日、結構葉身の色合いも濃くなってきた。芽の中心部から蕾

  が伸出してきたよ~(^O^)
5.2018年4月22日、やっとピンクの花が咲いたよ。何時も開花のタイミングが

  合わず撮りこぼしが多かったが、今回はタイミングが合った(^^♪
6.こちらは2018年4月24日に撮った現在の株姿。粘液り量も良い感じで今か

  ら5月一杯が見ごろだろうか。本種はナガモトよりも大きくなる様で見ごたえが

  ある

 

1.こちらは昨年2017年10月11日に戴いた個体で、2017年11月10日に撮
  ったもの。戴いたばかりで未だ小さめだが元気そう(*^^)v
2.こちらは2017年11月16日に撮ったもので、左写真の個体のその後。早く植

  替えしなければならないのだが、未だ戴いた時のままになっている~m(_ _"m)。

  若干元気になってきただろうか
3.こちらから三枚は2018年3月16日に撮ったもので、こちらは未だ戴いたまま

  の状態で植替え前のもの
4.こちらは左写真の個体を分離独立させたもので、やや大きめの個体
5.こちらも同じく分離独立させたもので、やや小さめの個体
6.こちらからニ枚は2018年4月24日に撮ったもので、分離独立させたやや大き

  めの個体のその後。多少成長してきただろうか
7.こちらは分離独立させたやや小さめの個体のその後。こっちは殆ど大きくなっ

  てない感じ

 

1.こちらから三枚は2018年7月29日に撮ったもので、ことらは最初に戴いた株

  のその後。めっちゃ赤くなって粘液の量も半端ない感じ§^。^§。今が絶頂期

  だろうか
2.花穂が上がって順に咲いているのだが、タイミングが悪く中々開花状態が撮れ

  ない
3.こちらは後から戴いた下部だが、中々大きくならず一寸愚図りぎみ(;´д`)
4.こちらから四枚は今朝無2018年12月21日に撮ったもので、こちらは最初に

  戴いた株の状態。すっかり冬芽状態(・・?。何か小さな草みたいなのが沢山生

  えてきているよ~、もしかしてウトリ(・・?。侵入しない様に個別に受け皿を設え

  ているのだが…
5.少し拡大した様子
6.別の角度から見た様子。来春まで、♪♪そっと~、そっと、お休み~なさい♪♪
7.後から戴いた株の状態だが、殆ど消え入りそうな感じになってしまった。果たし

  て来春復活するのだろうか(・・?

 

1.こちらから五枚は2019年9月10日に撮ったもの。曇天のせいか写りが悪くて

  見辛いのはご容赦の程m(_ _"m)。こちらから四枚は最初に戴いた個体で、何と

  か夏を乗り待ってくれた感じ
2.左側面部をアップしたもの。やっと正気を取り戻してきた感じ。良く判らないウト

  リの蕾が…
3.右側面をアップで撮ったもの。粘液もボチボチ出てきたよ~)^o^(
4.何時の間にか開花していたようだが、撮るタイミングが合わない。何となく鞘は

  膨れている様に見えるが自家受粉するのだろうか(・・?
5.こちらは後から戴いた個体。隣同士において管理しているにも関わらずら絶不

  調。何で~(ノД`)シクシク。何とか持ち堪えてくれてはいる様だが…

 

1.こちらから三枚は本日2020年4月13日に撮ったもので、こちらは植替え前の

  株姿。既に冬芽は解け葉身が展開してきている
2.植替えの為根鉢を外してそこの部分を見たところ。黒っぽい根が若干見える
3.古土をある程度取り除いたところ

 

1.二株に分けたが、場所も無いことから3号素焼鉢に纏めて植えることにした。ミ

  ズゴケで植付けた様子
2.右側の大きめの個体をアップしところ。これから大きめの葉身を次々に展開し

  てくれそうな感じだね~(^^)v
3.左側の大きめの個体をアップしところ。この時期にしては結構色合いが濃い感

  じ

 

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