本日は、Dionaea muscipula '内藤系'です。

 

本種は2013年のクリスマス・イブの日にサプライズしていただいたもので、ブログでお世話になっているわらびもちさんから拝受いたしました。本種は、今は亡き兵庫県にお住まいであった内藤氏がロゼット型のディオネアから選別・交配された品種で・・・・、と思っていましたが、以前K氏より貴重な情報をご教示いただきました。『内藤さんが選別、流布された個体に、某Hさんが手持ちの「軍配型葉柄個体」をクロス、その種子を無菌培養されていたMさんが無菌撒種をされ、得られた個体が「内藤系」』と呼ばれる系統なんだそうな。一寸ややこしいですが、素晴らしい個体は脈々と受け継がれていくんですね。
本種の中にもタイプがあるそうです。現在市場に流布しているのは、ポピュラーな品種だそうです。本種はとてもロゼットのフォームが良く、葉身の色付き(葉身の内面が真っ赤に色付き、外面がオレンジになりとても美しい)とその肉厚さにある様で、親株になって初めて味わえるそうですので楽しみにしていました。しかるにその雄姿は2016年の春先に一瞬しか拝むことができず、後はずっとできそこないの状態が続いています。( ノД`)シクシク…
いただいて6年3ヶ月程度経過しました。2014年4月にビニールポットから素焼鉢に植替えをした後、2015年春及び昨春も同様に植替えをしていますが、中々大きくなってくれない様です。しかも本来の美しさはどこにも見られません( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。何時になったら、オォ~!内藤系、って言えるのでしょうね。2017年、及び2018年は子株が分かれましたので、2018年の植替え時に分離独立させ余剰の超小苗は里子にでましたよ~(^O^)。唯、2018年、2019年夏の台風で大分やられてしまいましたが、何とか5個体は維持できていますε-(´∀`*)ホッ。下段写真左から、

 

1.いただいたイブ当日の2013年12月24日に撮ったもので、すでにそれなりの色
  合が漂ってくる。生長して親株になれば赤とオレンジに染まった葉身と、ムチムチ感
  を満喫できるそうな
2.2014年1月26日、ずっと戸外で栽培中。ほぼ毎日の様に冷凍状態になっている
  が、大丈夫そう。本当は凍らない程度の場所の方がいいのではないかと思うが、少し
  厳しい目に栽培中
3.2014年4月6日、大分暖かくなってきたので、中心部から補虫葉が少しずつ展開
  してきた。唯、めっちゃ小さい
4.2014年5月29日に撮った草姿。やや大きめの補虫葉に育ってくれている様で一
  寸安心。真夏をしっかり乗りきってもらいたいもの

 

1.2014年8月21日、暑さで一寸お疲れモード?
2.2014年9月21日、夏バテで瀕死モード?
3.2014年10月20日、徐々に気温が低下し、新しい綺麗な捕虫葉を展開してきた。
  二枚貝の色合いも少し濃くなったかな
4.2014年11月7日、ググッと気温が低下してきたので、今シーズンの成長は終わ
  り。古い補虫葉は枯れ始めたが、若干葉身は肉厚になってきている様な雰囲気、気の
  せい?
5.2014年12月12日に撮ったもので、少し株が小さくなった感じ。来月植替え来
  春に期待しよう

 

1.2015年2月25日、未だ冬眠中だが、間もなくお目覚めになるものと思われる。
  それにしても二枚貝がめっちゃ赤くてピウティフル~
2.2015年3月17日、既にお目覚めで、めっちゃ緩慢だが葉身が展開してきている
3.同3月17日、一寸遅くなったが植え替えることにした。根鉢を抜いて粗方古いミズ
  ゴケを取り除いたところ。大分充実してきたが、未だ子別れはしていない
4.新しい素焼き鉢にミズゴケで植付けたところ
5.2015年4月17日、未だ多少生長は緩慢の様だが、ボチボチ葉身を展開してきて
  いる
6.2015年5月15日、花芽が伸長してきていたのでカットしたところ
7.2015年7月26日、何とかボチボチ生長し子株が分かれてきた感じ
8.2015年9月4日に撮ったもので、今年は超猛暑だったせいか、唯単に腕が悪いか
  らか大分へたりぎみ。これから朝晩気温が徐々に低下してくるので少しは元気になっ
  てくれるのではと期待

 

1.2016年2月9日、こちらは未だガッチガチの冬芽状態
2.こちらから三枚は植替え当日の2016年3月29日に撮ったもので、こちらは植替
  え前の株の状態。いつの間にか子株が分かれている(◎_◎;)
3.植替えの為根鉢を外した状態。本種の根は左下から1本伸び出ているだけで他の

  細根はすべて雑草(⌒▽⌒)アハハ!
4.古い用土をきれいに取り除いた様子。子株もきれいに分かれているので、別々に

  植付けることとした

 

1.こちらから四枚は親株の様子を撮ったもの。こちらは植替え当日の2016年3月2
  9日に撮ったもので、素焼き鉢にミズゴケで植付けた状態
2.2016年4月22日、少しずつ葉身が展開してくると共に、花穂も上がってきたの
  で、開花前に早々カットした
3.2016年5月16日、植替え時はが遅かったせいか、生長はイマイチ状態
4.こちらは2016年8月21日に撮ったもので、何時の間にか子株が分かれている。
  この年は例年になく猛暑、熱帯夜が続いており、随分へたれ状態
5.こちらから四枚は子株の様子を撮ったもの。こちらは植替え当日の2016年3月2
  9日に撮ったもので、素焼き鉢にミズゴケで植付けた状態
6.2016年4月22日、少しずつ葉身が展開してくると共に、芽の中心部より花穂が
  上がってきているのが判る。この後直ぐにカットしたよ~
7.2016年6月10日に撮った株姿
8.こちらは2016年8月21日に撮ったもので、親株よりは若干ましな雰囲気だが、
  やはり大分暑さに堪えている感じは否めない

 

1.2017年2月21日、戸外栽培の様子。ほぼ毎朝カッチンコッチンに凍り付いてい
  るが大丈夫そう
2.こちらから五枚は2017年3月4日に撮ったもので、こちらは株の様子。昨年3月
  に植替え時、株分けした子株の方
3.朽ち果てた葉柄等をカットした様子。小さな子株が出来ている
4.植替えのため根鉢を外した様子。真中した辺りに1本伸びているのが本種の根だが、
  それ以外には見えない
5.古い用土を取り外した様子。めっちゃ小さな株が分かれているが、一寸小さ過ぎるの
  で同じ鉢に植えることにした
6.素焼鉢に新しいミズゴケで植え付けした様子。これで今春以降ググッと成長してくれ
  れば良いのだが。それにしても親株の鉢が見当たらないのである。枯らした記憶はな
  いので、多分どこかに紛れ込んでいるのであろうか

 

1.こちらから四枚はこの2月21日に植替えした個体。こちらは2017年5月2日に
  撮った株姿。少しずつ芽が動き出しているが、小さな株なのでこれから成長してくれ
  るか一寸心配
2.2017年5月22日、ほんの少しトラップは大きくなった感じ
3.207017年76がつ26ひ、ん~ん、何か調子悪いみたい(';ω;`)ウゥゥ
4.こちらは2017年9月8日に撮った株姿。この酷暑を何とか乗り切ってくれた様で
  多少ましになった感じ。これから徐々に気温が低下してくるので、本種の特徴が少し
  でも現れて欲しいものだ。子株も株元で見え隠れしているぞ~(^o^)/

 

1.こちらの6枚は全て2017年4月7日に撮ったもので、これは元々の親株。既に芽
  が動き始めているが、中々植替え出来ずだったが、やっと植替え決行。植替え前の株
  姿
2.枯れ葉等を取除いた状態
3.こちらは根鉢を外した状態だが、殆どが雑草の根で本種の根は見当たらない
4.古い用土を取り除いて水洗いした状態。5芽になっていたよ~(^0_0^)
5.大きめの個体二つを素焼鉢に寄植えとしたところ
6.小さな3個体はビニールポットに植付けた。この後2個体は里子に出て貰ったよ~

 

1.こちらから二枚は何れも素焼鉢に寄植えした個体。こちらは2017年6月26日に
  撮ったもので、その後の様子。未だチマチマ状態
2.こちらは2017年9月8日に撮った株姿。こちらも酷暑を乗り切ってくれたが、出
  来は相変わらずイマイチってとこだろうか
3.2017年6月26日、ビニールポットに植付けた個体のその後の様子。小さな株の
  割に花穂が上がってきたので、即刻カットした残骸が見える
4.こちらは2017年9月8日に撮った株姿。まあ、出来は悪いがボチボチって感じだ
  ね~(・∀・)

 

1.2017年11月4日、親株が分離独立させた子株だが、親株を凌駕した様で、若干
  大きくなった感じ
2.こちらから六枚は植替え当日の陽に撮ったもので、こちらは現在の株姿。2018年
  2月25日に撮ったもので、こちらは当日の株姿。大分くたびれてきた感じ(^-^;
3.枯れた葉身などを取り除いた様子。霜の降りない軒下で管理していたせいか分けと枯
  れ上がりは少ない様子
4.根鉢を外した状態だが、根の量は非常に少ない
5.古土を取り除き水洗いした状態。大きな個体は2芽程子株が出来て前部で4個体にな
  った
6.大きめの個体は素焼鉢に単独で植付けた
7.小さめの個体は各々ビニールポットに植付けした様子。これで又鉢が増えた

 

1.2017年11月4日、こちらが元々の親株で、2株寄せ植えにしたもの
2.こちらから五枚は植替え当日の2018年3月3日に撮ったもので、こちらは当日の
  株姿。一寸ヘベレケ状態(^'^)
3.枯れた葉身などを取り除いた様子。この個体も霜の降りない軒下で管理していたが、
  状態はあまり良くなく小さくなった感じ
4.根鉢を外した状態だが、殆どが雑草の根で本種の根はほんの一部しか無い
5.古土を取り除き水洗いした状態。大きさも大したことなくあまり成長していないこと
  が判る
6.素焼鉢にミズゴケで植付した様子。これで少しは成長してくれるだろうか

1.2017年11月4日、こちらは一番小さな個体で、ビニールポット植えにしていた
  ものだが、何となくボチボチ育った感じ
2.こちらから六枚は植替え当日の2018年3月3日に撮ったもので、こちらは当日の
  株姿
3.枯れた葉身などを取り除いた様子。大きさは大したことはないが、まあまあかな(^-^;
4.根鉢を外した状態。ん~ん、僅かな根しか見当たらない
5.古土を取り除き水洗いした状態。子株が1つ出来ていたよ~(*^^)v
6.大きめの株を素焼鉢にミズゴケで植付けた様子
7.こちらは極小の個体だったので、ビニールポットに植え着けた。何れにしても既に芽
  は動き始めているので、これで何とかボチボチ生長して欲しいものだね~(^_-)-☆

 

1.植替えから1.5ヶ月程度経過した2018年4月19日に撮ったもので、この時点
  の3.5号鉢植えの株姿。徐々に成長を始めてきたが、何故かこれ以降の写真が無か
  った
2.こちらから五枚は2019年1月26日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  めっちゃdirty(^^;
3.朽ちた葉身や雑草を取り除いた様子
4.根鉢を外したところ。少し本種の根が見てとれる
5.古土を全て取除き水洗いした様子。少し子別れしているね(*^^)v
6.一回り大きな4号素焼鉢に植付けた様子。本当は別々に植付けたかったが、鉢が少な
  いのと手間が掛かるたる諦めた^_^;

 

1.こちらも植替えから1.5ヶ月程度経過した2018年4月19日に撮ったもので、
  この時点の3号鉢植えの株姿
2.こちらから五枚は2019年1月26日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  こっちもめっちゃdirty(^^;。この個体は元々一寸小さかったせいか大した大きさには
  なっていない
3.朽ちた葉身や雑草を取り除いたが、たいして変わらない(・・?
4.根鉢を外したところ。少し本種の根は殆ど確認できない
5.古土を全て取除き水洗いした様子。生育が悪かったからか子株も超minimum
6.一回り大きな3.5号素焼鉢に植付けしたところ。何とか大きくなって欲しいものだ

 

1.こちらから五枚は2019年3月9日に撮ったもので、植替え前のビニールポット植
  えの個体
2.左写真の個体の枯れ葉や雑草を取り除いた状態
3.根鉢を取り外したところだが、雑草の根以外殆ど確認できない
4.古土を取り除き水洗いした状態。数本の根が辛うじて確認できる
5.再度ビニールポットにミズゴケで植付けたところ

 

1.こちらから六枚は2019年4月1日に撮ったもので、植替え前の素焼鉢植えの個体
2.左写真の個体の枯れ葉や雑草を取り除いた状態。大した変わりは無い(^^;
3.根鉢を取り外したところだが、こちらも根は殆ど確認できないが、一寸だけ根茎部分
  が確認できる
4.古土を取り除き水洗いした状態。三個体に分かれた
5.少し大きめの二個体を素焼鉢に植付けた様子
6.小さな個体をビニールポットにミズゴケで植付けたところ。多少は大きくなって欲し
  いものだね~^^;

 

1.こちらから五枚は2019年9月14日に撮ったもので、こちらは一番モリモリ状態になっ

  た素焼鉢上の個体
2.こちらは少しミズゴケを置いていた個体で、ミズゴケも宿主も多少成長したかなって
  感じ
3.こちらは素焼鉢の中では一番小さな個体で、何かイトバが生えてきてるよ~、レッド
  系だろうか
4.ビニールポット植えの一寸成長した個体で、ネジバナがおまけで生えてきている(^O^)
5.ビニールポット植えの小さめの個体

 

1.こちらから五枚は今朝2020年3月24日に撮ったもので、こちらは一番モリモリ
  状態になっていた素焼鉢植えの個体のその後の様子で、既に芽は動き始めている。今
  年は植替出来ず終いだったが、果たして少しは成長してくれるだろうか

2.こちらは少しミズゴケを置いていた個体の今朝の様子。既にミズゴケは溶けてしまっ
  ている
3.こちらは素焼鉢の中では一番小さな個体で宿主の生長は全くだが、イトバは大分成長
  してきている
4.ビニールポット植えの一寸成長した個体の現在の株姿。調子はイマイチの様である
5.ビニールポット植えの小さめの個体の現在の様子。こちらも大差は無い

 

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