本日は、D.x beleziana Giantです。

本種は2015年の9月にブログでお世話になっているgunさんよりお譲りいただきました。既に4年近く経過したんですね~。年の経つのは早いです(;´д`)トホホ。
本種は、モウセンゴケ(D.rotundifolia)とナガエモウセンゴケ(D.intermedia)の自然交雑種だそうで、北半球の温帯域(イギリスを含むヨーロッパ地域、北アメリカ北部並びに東部)に自生しており、とても丈夫な品種だそうです。特に片親のD.intermediaは、日本では外来種(帰化植物)として一部地域で定着している程の強健種です。唯、現在流布されている個体は、殆どが人工交配種だともいわれている様ですね。事実は不詳ですが・・・・。
私は園芸店で本種を見かけたことがありませんが、「サジバモウセンゴケ、×obovata(D.anglica×D.rotundifolia)」の誤名で販売されていることが多い様です。唯、葉身の形と葉数の多さで一目瞭然だとのこと、私には判断できません。(´;ω;`)ウッ…
本種も不稔性で結実しない様ですが、良く株別れすることと、葉挿しによる増殖が簡単に出来るそうですので、今後が楽しみです^▽^)/。唯、昨年は植替えがとても遅くなり、その為か成長捗々しからずやと言ったところで、一昨年よりも大分作落ちしてしまいました。今シーズンに至っては植替えすらできず終いでした。ですので今夏は無事に越してくれないかもしれないと思っていましたが、台風10号通過後気温が下がり雨の日が多くなりました。例年では考えられないことですが、既に秋雨前線の様です。そのお陰か何とか生き延びてくれていますε-(´∀`*)ホッ。下段写真左から、

1.戴いた当日の2015年9月20日に撮ったもの。インテルメディア・ジャイアント
  より一回り大きな感じといったところか。Giantと言うだけあって。補虫葉はこちら
  の方がひしゃく型でまん丸い感じ
2.2015年10月17日、直射下で栽培しているせいか、少しずつがっちりとしてき
  た感じで、葉数も増えてきた。(⌒∇⌒)
3.2016年1月8日、冬眠真っ只中の状態
4.2016年2月9日、未だ動きは見られない

1.2016年3月5日、徐々に中心部の葉身がほどけてきたぞ~
2.こちらから三枚は植替え当日の2016年3月21日に撮ったもので、こちらは植替
  え前の様子。大分葉身が展開してきた
3.根鉢を外した状態だが、全然根らしきものは確認できない
4.根の数は少ないし、何か腐った根の様にも見えるが・・・・

1.2016年3月21日、新しい鉢にミズゴケで植付した状態
2.2016年4月7日に撮ったもの。徐々に生長してきている感じで、直射下での栽培
  のせいか、繊毛部分は結構赤く染まってきた

1.2016年4月25日、大分葉身が展開してきた。柄が結構長くなってきた雰囲気
2.2016年5月29日、直射ガンガンなので全体的に赤味が増してきた感じ
3.2016年6月25日、花茎が3本伸びてきた。真ん中の花茎先端の花のガクが僅か
  に開いて白く見える様になってきたので、ボチボチ開花しそう
4.2016年7月5日、何時の間にか3本とも開花している。写真を撮るのに開花タイ
  ミングが中々会わず、大分咲き進んでいる
5.2016年9月4日、状態はボチボチであるが、何時の間にか柄が短くなっているね
  ~(*^-^*)
6.こちらは2016年10月3日に撮ったもので、今年ももうボチボチ見納めだろうか
7.2016年10月13日、少しずつだらけてきた感じ
8.2017年2月19日、少し撮るのをサボっていたが、既に大きな芽は冬芽がほどけ
  てきた。植替えした方が良いのだが、順番からすると大分先になりそうだよ(o_ _)

1.2017年3月17日、既に補虫葉がバシバシ展開し始めているよ~。早く植替えし
  なければならないのだが…
2.こちらから五枚は植替えを実施した一昨日の2017年4月8日に撮ったもので、こ
  ちらは植替え前の株姿。次に大きな芽も大分展開してきたし、小さな芽もほどけてき
  ているぞ~
3.汚い枯れ葉を取り除いた状態だが、殆ど変わり映えはしないね( ^)o(^ )
4.根鉢を外した状態。白根はすべて雑草のもので、本種の根は僅かに確認できる程度
5.古土を取り除いた状態だが、どこまでが古いミズゴケで、本種の根か良く判らなかっ
  たよ~
6.新しくミズゴケに植付けた状態。本来であれば芽を分離して均等に植付けるか、別の
  鉢に分けて植えれば良いのだが、ちとサボってしまった( ̄∇ ̄;)。まあ、植替えし
  ないよりは多少成長が良くなってくれるのでは無いだろうか

1.2017年6月2日、植替えが遅かったせいか成長は遅い
2.2017年7月1日、少しずつだが短いしっかりとした葉身が展開してきている
3.2017年8月5日、猛暑熱帯夜の連続だが、何とか元気そうで、結構粘液の量が多
  い様だ
4.こちらは2017年10月3日に撮ったもので、未だ何とか新しい葉身を展開してき
  ているが、葉柄は垂れ下がってきており、ボチボチ冬芽の準備に入るのだろうか

1.2018年3月4日に撮った株姿。このシーズンは異常な低温が続き、更には降雪日
  数、降雪量も多く、状態は非常に悪い。今にも枯れてしまいそうな感じだが、何とか
  冬芽は生きてくれている様子
2.こちらから四枚は2018年4月5日に撮ったもので、この週末に植替えしたもの。
  こちらは植替え前の株姿。ずっと戸外栽培だったので状態は最悪だが何とか生き残っ
  てくれた様で、補虫葉が展開してきた
3.根鉢を外した状態。何となめくじの卵が…
4.ある程度用土を取り除いたところ、多少根は伸びている
5.更に用土を得年、素焼鉢にミズゴケで植付した。これで何とか復活して欲しいものだ
  が、何となく不安
6.2018年5月7日、僅かずつではあるが、新しい補虫葉が展開してきた。唯、この
  後の猛暑で最悪の状況になったが、何とか枯死は免れた様である
7.こちらは2018年10月30日に撮ったもので、現在の株姿。今夏の猛暑によるも
  のか芽の数が減ってしまった。気温が低下してきており、既に冬芽を形成してきてい
  る様である

1.こちらから二枚は2019年2月2日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿だ
  が、若干冬芽がほどけつつあるようだ
2.左写真を更にアップして見た。右下の大きめの個体は確かに冬芽が緩み成長が始まっ
  た様だ(*^^)v。左上の小さな個体も僅かながら動き始めている
3.こちらから二枚は2019年8月27日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  このシーズンは春先に植替え出来なかったので、夏越しは無理かなと思っていたが、
  8月後半になって例年に無い冷夏と長雨のせいか、何とか今日まで生きているよ~
4.少しアップしてみたら、何と葉身の先端から全くと云って良いほど粘液が出てきてい
  ない。これって調子が悪くてこうなっているのだろうか(・・?、それとも降り続く雨
  のせいで粘液が流されてしまっているのだろうか。秋口になって調子を取り戻してく
  れれば又出てくるとは思うのだが…
5.2020年1月15日、この時点での株姿。すっかり冬芽状態

1.こちらから四枚葉本日2020年3月18日に撮ったもので、こちらは植替え前の株
  姿。なんかボロボロ状態だね~^_^;
2.植替えの為根鉢を外したところ。何時もの様に雑草の根しか見当たらない
3.ある程度古いミズゴケを取り除いた状態
4.新しいミズゴケで植付けた。既に冬芽は解け捕虫葉が展開し始めている。植替えが遅
  れたが何とか良い塩梅に育って欲しいものだ

 

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