本日は、D.binata var.multifida pink flowerです。

D.binataの和名をサスマタモウセンゴケ(刺又毛氈苔)といい、オーストラリアからニュージーランドにかけて自生する半耐寒性多年草です。ブログでお世話になっているどりへにさんより、2016年の6月に分譲していただいた品種です。誠にありがとうございました。
今回紹介する品種はmultifida pink flowerと言われるものだそうです。その名の通り捕虫葉は結構枝分かれするそうで、我が家では今のところ八裂開が最大でした。草姿は比較的コンパクトな様で、濃く赤味がかった腺毛です。戴いた年には開花しませんでしたが、翌年の2017年春にめでたく開花してくれました。一般的な白花ではなく、ややpinkがかった感じです。蕾は比較的色合いが濃いようです。唯、昨年は株が作落ちしたのか蕾は何時まで経っても上がってきませんでした。結局開花したのかしなかったのか(・・?、写真がない所をみると開花しなかったのかもしれません。それと云うのも2016年12月に植替えして以来一切植替えしていませんので、当然と云えば当然のことでしょう(^^;。今年も植替えタイミングを逸してしまいましたので、秋以降何とか植替えしたいところです。下段写真左から、

1.戴いた当日の2016年6月29日に撮ったもので、地上部の様子。
2.2016年7月28日、最初の頃は殆ど四裂開だったが、既に八裂開している
  様子。名前の如しって言うところだろうか
3.こちらはの2016年12月24日に撮ったもので、大分枯れつつある捕虫葉
  の様子
4.こちらは2016年12月25日に撮ったもので、4品種戴いた中で本種のみ
  未だ植替えしていなかったので、本日植替えすることにした。植替え前の株姿
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1.こちらすら四枚は2016年12月25日に撮ったもので、こちらは植替え前
  の鉢底の様子。真っ黒な太い根が大分出てきている
2.根鉢を外した状態。とぐろを巻いているが、先端は白いので生きているね
3.古い用土を大まかに取り除いた状態。結構根数が多い
4.素焼き鉢にミズゴケで植付けした状態。これで来春以降の生長は保証された?
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1.2017年2月2日、厳寒期の為か未だ冬芽が動く気配はない
2.2017年2月19日、未だ寒いが僅かながら冬芽が動きだした様だ。何か蜘
  蛛の足みたい(^.^)
3.2017年3月9日、一気に動きだしたようで、捕虫葉が展開してきた
4.2017年3月14日、何となく良い塩梅になつてきたよ~\(^o^)/
5.2017年4月1日、
6.こちらから二枚は2017年4月8日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
  ん(・・?、何やら花穂の様な…
7.明らかに花穂が上がってきた(*^^)v。それにしても捕虫葉の柄は結構赤く色付
  いてきているよ~
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1.2017年4月27日、いよいよ蕾が膨らんできた。僅かにピンク色って感じ
  だろうか
2.2017年4月28日、1輪だけだが開花した。蕾は結構ピンク色って感じ
3.2017年5月1日、3輪開花したよ~(^^♪
4.2017年5月7日、6輪開花した。本種は比較的大きな花なので、これだけ
  咲いてくれると結構見ごたえがある
5.こちらから四枚は2018年5月7日に撮ったもので、こちらはこの時点での
  株姿。一寸見ない間に何時の間にかボウボウになっているよ~
6.鉢の中心部をアップ。株自体が何となく小さくなったようで、開花は無理かも
  しれないね~。今のところ蕾は見当たらない
7.鉢をひっくり返すとすごいことになってる\(◎o◎)/!。この根をカットし
  てミズゴケに埋めておけば不定芽が出てくるのだろうか
8.繊毛部分をアップ。何か粘液の量は少ない感じだね~
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1.2019年3月28日、何時の間にか捕虫葉が展開し始めていたよ~(^^♪
2.こちらから五枚は今朝2019年4月16日に撮ったもので、こちらは現在の
  株姿。ボチボチ捕虫葉が展開してきている
3.鉢を平行に置いても傾いているが何で(・・?と思い、鉢をひっくり返すとすご
  い根が…。随分植え替えしてないからな~(^^;
4.捕虫葉ず展開し始めた様子。最初は渦巻き状になっている
5.渦巻き状から解けて二裂開したところ。僅かに繊毛が表れ始めた感じ
6.二裂開から次のステージ、四裂開したところ。随分繊毛が増え粘液も分泌して
  きているよ~
7.完全に展開した様子。捕虫葉の先端に行くにつれ繊毛は長くなる様だ
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