台風18号について
ほぼ直撃コースで進路をとっていましたが、現在は当初の予定よりやや西寄りに進んでいます。すなわち台風の南東側に入るわけでして、最も風雨が強くなる場所です。
先ほど暗闇の中、戸外栽培中の実生苗100鉢程を室内に取り込みました。暗さも手伝ってか、少し嚢をぶち切ったり潰してしまいました。( ノД`)シクシク…何時ものことです。(⌒▽⌒)アハハ!
現在は殆ど無風状態ですが、明日未明から昼にかけて最も接近してきますが、何とか乗り切って欲しいものです。コース周辺にお住まいの方々におかれましては、被害に遭われないことを切にお祈りいたします。
さて、本題とまいりましょう。
本日は、N.viking var boatform ×sib(Green系)×(gracilis×khasiana)の交配
‐その4について紹介します。
①交配番号 :NO.50
②交配親 :N.viking var boatform ×sib(Green系)[♀]×
②交配親 :N.viking var boatform ×sib(Green系)[♀]×
(gracilis×khasiana)[♂]
③交配日 :2014年10月2日
④採取日 :2015年2月3日
⑤播種日 :2015年2月3日
⑥発芽確認日:2015年3月25日
③交配日 :2014年10月2日
④採取日 :2015年2月3日
⑤播種日 :2015年2月3日
⑥発芽確認日:2015年3月25日
種子親は、N.viking var boatform同士を掛け合わせたsib-crossで、ぷりんさんが作出されたものを2010年9月に分譲していただいたものです。嚢付きが良く、比較的大きくなり見応えがあります。それにN.vikingは兎に角花付きが良く種子がとても充実する傾向にありますので、交配親としてとても重宝します。
一方種子親は、N.gracilis×khasianaの交配で、草姿や補虫嚢は種子親のN.gracilisに良く似ますが、大きさはN.khasiana譲りの様です。ロアーからアッパーまでとても濃い色合いになり、嚢の下部がぽってりと膨らんだ感じになります。両親の特徴を受け持ち、低温、高温に強い強健種です。
この2種を交配してみました。コンセプトとしては、やはり両親の強健さを引き継いだ品種である事、N.vikingの風体にN.gracilis×khasianaの色合いが上手い具合に発現してくれたらと思っていますが、果たしてどんな子に育ってくれるでしょうか。
最初の発芽は3月25日1芽だけでしたが、その後うんともすんとも言わず全く発芽しませんでしたので、諦めていました。それがいつの間にか、あらま~あっちこちから発芽してきているではあ~りませんか。\(◎o◎)/!もう一度播種し直そうと思っていたところでした。今回手抜きをして殺菌せずに播種しましたが何んとかセーフでした。本来きちんと殺菌して播種しないといけませんよね。(・∀・)ニヤニヤ 唯、殺菌していても駄目な場合もありますし、殺菌しなくても大丈夫な場合もありますね。でもきちんと殺菌しましょうね。(ΦωΦ)フフフ… 下段写真左から、
一方種子親は、N.gracilis×khasianaの交配で、草姿や補虫嚢は種子親のN.gracilisに良く似ますが、大きさはN.khasiana譲りの様です。ロアーからアッパーまでとても濃い色合いになり、嚢の下部がぽってりと膨らんだ感じになります。両親の特徴を受け持ち、低温、高温に強い強健種です。
この2種を交配してみました。コンセプトとしては、やはり両親の強健さを引き継いだ品種である事、N.vikingの風体にN.gracilis×khasianaの色合いが上手い具合に発現してくれたらと思っていますが、果たしてどんな子に育ってくれるでしょうか。
最初の発芽は3月25日1芽だけでしたが、その後うんともすんとも言わず全く発芽しませんでしたので、諦めていました。それがいつの間にか、あらま~あっちこちから発芽してきているではあ~りませんか。\(◎o◎)/!もう一度播種し直そうと思っていたところでした。今回手抜きをして殺菌せずに播種しましたが何んとかセーフでした。本来きちんと殺菌して播種しないといけませんよね。(・∀・)ニヤニヤ 唯、殺菌していても駄目な場合もありますし、殺菌しなくても大丈夫な場合もありますね。でもきちんと殺菌しましょうね。(ΦωΦ)フフフ… 下段写真左から、
1.種子親のN.viking(Green系)系。N.vikingにしては赤みが少なく、嚢がグ
リーンで翼が臙脂色、リップがやや赤く染まる感じで、形はやや縦長となる
が、比較的大きな嚢を付けてくれる
2.こちらが種子親のN.gracilis×khasianaのロアーで、色合いはとってもdark
着袋させるには多少高温が必要だが、春から秋にかけては次々と着袋してく
れる。草勢は強く良く伸びる。又、N.gracilisの様にグランドもどきが発生
する
3.こちらは同アッパーだが、色落ちしないのがgood!で、嚢の下腹部がポチャ
っと膨らむのも魅力的
4.蒴果と種子。画像では一部の種子しか写していないが、結構沢山採れ結実状
態はとても良かった
リーンで翼が臙脂色、リップがやや赤く染まる感じで、形はやや縦長となる
が、比較的大きな嚢を付けてくれる
2.こちらが種子親のN.gracilis×khasianaのロアーで、色合いはとってもdark
着袋させるには多少高温が必要だが、春から秋にかけては次々と着袋してく
れる。草勢は強く良く伸びる。又、N.gracilisの様にグランドもどきが発生
する
3.こちらは同アッパーだが、色落ちしないのがgood!で、嚢の下腹部がポチャ
っと膨らむのも魅力的
4.蒴果と種子。画像では一部の種子しか写していないが、結構沢山採れ結実状
態はとても良かった

1.こちらは2015年4月11日に撮ったもの。3月25日に1芽発芽して以
降全く無しの礫だったのですっかり諦めていたが、再度確認してびっくりし
た。いつの間にか沢山発芽してきていた
2.一寸拡大したものだが、これが限度。あちらこちらに種実の部分から背虫状
の双葉が展開し始めている
降全く無しの礫だったのですっかり諦めていたが、再度確認してびっくりし
た。いつの間にか沢山発芽してきていた
2.一寸拡大したものだが、これが限度。あちらこちらに種実の部分から背虫状
の双葉が展開し始めている

1.2015年7月13日、播種鉢内の様子。ボチボチ発芽し本葉が展開し初め
てきた
2.同7月13日、セルトレイに第一陣として20個体植付けた様子
3.こちらは2015年10月30日に撮ったもので、大きいものはやっと直径
3cm程度になった。しかし、個体差が激しく全然大きくなっていないもの
もある。これから気温が低下していくので、生長は来春以降にお預けか
てきた
2.同7月13日、セルトレイに第一陣として20個体植付けた様子
3.こちらは2015年10月30日に撮ったもので、大きいものはやっと直径
3cm程度になった。しかし、個体差が激しく全然大きくなっていないもの
もある。これから気温が低下していくので、生長は来春以降にお預けか

1.2015年11月11日、未だ小さな実生だが、先発として5個体をビニー
ルポットに上げた
2.2016年3月15日、鉢上げから4ヶ月少々経過したが、冬場の低温によ
り一向に生長しなかった。唯、最近になって少しずつ成長の兆しが・・・・
3.こちらから三枚は2016年4月12日に撮ったもので、漸く春めいて徐々
ルポットに上げた
2.2016年3月15日、鉢上げから4ヶ月少々経過したが、冬場の低温によ
り一向に生長しなかった。唯、最近になって少しずつ成長の兆しが・・・・
3.こちらから三枚は2016年4月12日に撮ったもので、漸く春めいて徐々
に暖かくなってきたせいか、少しずつ成長してきている。新しく展開してき
た葉身もやや大きくなってきてるかな(・・?って感じ。今シーズンで直径1
0cm程度を目標にしたい(^▽^)/
4.こちらは補虫嚢をアップしたもの。未だ葉身の一部で蔓になるまでにはもう
少しかかりそう
5.こちらは別の補虫嚢。ややポチャの感じだが特徴は全然ですな~。どんな感
じに育ってくれるのか楽しみ
6.2016年6月17日、気温も大分上昇しボチボチ生長してきた。光線量も
増やしているので、がっちりとしてきたぞ~
4.こちらは補虫嚢をアップしたもの。未だ葉身の一部で蔓になるまでにはもう
少しかかりそう
5.こちらは別の補虫嚢。ややポチャの感じだが特徴は全然ですな~。どんな感
じに育ってくれるのか楽しみ
6.2016年6月17日、気温も大分上昇しボチボチ生長してきた。光線量も
増やしているので、がっちりとしてきたぞ~

1.こちらから三枚は2016年8月4日に撮ったもので、ビニールポットから
はみ出してきた個体を、4号ブラ鉢に鉢増しする事とした。鉢増した最初の
ものでNO-1個体として管理する
2.こちらは4号ブラ鉢に鉢増しした状態
3.最新の補虫嚢。中々にdarkticな感じだね~(*^-^*)
4.2016年9月3日、戸外で直射バンバン状態なので、結構葉が赤くなって
いるが特に問題なく生長している様である
5.こちらから三枚は今朝2016年10月4日に撮ったもので、急に葉身が倍
以上の大きさになってきたよ~~
6.手前は一つ前にできた嚢で、奥は三つ前にできたもの
7.こちらは最新の補虫嚢。どうもN.gracilisが優性遺伝(顕性)の様である
はみ出してきた個体を、4号ブラ鉢に鉢増しする事とした。鉢増した最初の
ものでNO-1個体として管理する
2.こちらは4号ブラ鉢に鉢増しした状態
3.最新の補虫嚢。中々にdarkticな感じだね~(*^-^*)
4.2016年9月3日、戸外で直射バンバン状態なので、結構葉が赤くなって
いるが特に問題なく生長している様である
5.こちらから三枚は今朝2016年10月4日に撮ったもので、急に葉身が倍
以上の大きさになってきたよ~~
6.手前は一つ前にできた嚢で、奥は三つ前にできたもの
7.こちらは最新の補虫嚢。どうもN.gracilisが優性遺伝(顕性)の様である

1.こちらから三枚は2016年9月6日に撮ったもので、二番目に大きくなっ
てきたビニールポット植えのもので、NO-2個体として管理することにした
2.こちらはNO-2個体を4号ブラ鉢に鉢増しした状態
3.未だ、特徴は出ていないが、雰囲気的には花粉親の、特にN.gracilisに良く
似た感じである
4.こちらから三枚は今朝2016年10月4日に撮ったもので、何とか活着し
てくれた様だね。新葉も展開してきている
5.こちらは一つ前にできた補虫嚢
6.こちらは最新の補虫嚢。現時点では交配番号NO.04のN.viking var boatform
sib×gracilis dark-purpleに良く似ている。唯、こちらの品種はN.khasiana
の血が入っているので、一回りは大きくなってくれるのではないかと期待中
(ΦωΦ)フフフ…、果たしてどんな生長をしてくれることやら(*^^)v

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