本日は、D.adelaeです。

本種はクイーンズランド州の熱帯地域の一部にのみ自生している種ですが、寒さにもある程度耐性があり、最低5℃程度で越冬する極めて丈夫な種です。我が家では春~秋は戸外無遮光栽培、冬場のみ温室内で管理していましたが、温室の狭隘化に伴い、一昨年から冬場は夜間のみ5℃前後の室内で管理し始めました。
温室内で育てるよりもがっちりとした良い状態になり、それが奏功したのか我が家初の開花となりました。花をじっくり見ていると、プロリフェラと本当によく似ている様です。まさしく近縁種である所以でしょうか。但し、花色はオレンジ~赤ですが、大して目立つものではなくとても控えめな感じです。一寸期待外れ?ってところでしょうか。
我が家では本種は自家受粉、結実はしないようです。まあ、結実しなくともあちらこちらから不定芽が出て増殖しまくりですが。
今年は植替えをせずにそのままの状態でしたが、やはり植替えしないと生長度合いは雲泥の差で、全くもって良くありません。開花終了したら植替えしましょうかね~。下段写真左から、

1.我が家に到着した2012年5月8日のもので、早速3号素焼鉢にミズゴケ
  で植付けした状態
2.2012年9月5日、4ケ月少々経過したが、戸外でお陽さんガンガンで育
  てているせいか結構モリモリで真っ赤になってきた
3.2013年2月16日、このシーズン迄冬季は温室内で管理していたもので
  草姿は綺麗だが、色合いは薄くナヨナヨっとした感じで迫力が無い
4.2013年2月16日、あちらこちらから不定芽が発生してきたので、もぎ
  って連結ポットへ挿し木した。何れ大鉢で群生にしようと目論んでいる
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1.2013年5月17日、35×25cmの平鉢に挿し木した苗を植え付けて1
  ケ月程度経過したもの。やっと雰囲気的に馴染んできた感じ
2.2013年12月8日、温室内の狭隘化と相まって、このシーズンから戸外
  管理に切り替えた。天気の良い日中は戸外、夜間は廊下に移動して管理して
  いる。見栄えは悪いが、春以降の成長に期待
3.2014年4月16日、結構ワサワサの状態になってきた。不定芽があちら
  こちらから噴出している。最近になって花茎が10本程度伸出、開花が始ま
  った。やはり冬季温室内栽培よりも、戸外栽培の方が調子良さそう
4.2014年3月29日、花茎をアップ。間もなく開花しそうな状態
5.2014年4月16日、いよいよ開花し始めた。花は近縁種と言われている
  プロリフェラにそっくりだが、こちらの花の方が花弁の先端が尖っておりシ
  ャープなイメージ
6.2014年4月16日、別の花序
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1.2014年4月22日、次々に花茎が上がって開花してきた
2.こちらも同日の4月22日に撮ったもの。結構賑やかになってきた。一番良
  い状態だろうか
3.2014年5月15日、全盛期には20本程の花が咲いたが、補虫葉が赤く
  花もオレンジ色っぽいので、殆ど目立たない
4.2014年10月17日、気温が徐々に低下してきているので、少しくたび
  れてきたかな
5.2014年12月30日に撮ったもの。夜間は5℃前後の廊下に置いている
  が、このまま何んとか冬越しして欲しいもの
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1.2015年2月25日、真冬なので当然だが、色艶なく貧相な感じ。でも何
  とか乗り切ってくれそうな雰囲気
2.こちらから2枚は今朝2015年5月22日に撮ってたもので、こちらは株
  全体を撮ったもの。やはり植替えしなかったせいかめっちゃショボイ。開花
  後に植替えをしようかな
3.花序のアップ。もうボチボチ開花終了しそうな雰囲気
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