本日は、D.capensis’all red’です。
本種の和名をアフリカナガバノモウセンゴケと言いますが、その通り南アフリカ原産で葉の長い大型のドロセラの一種です。D.capensisはブロードリーフが基本種としてありますが、他にもナローリーフ、アルバ、ヘアリーパープル等バラエティーに富んでいます。
その中でもこのオールレッドは陽に良く当てると葉身全体が真っ赤に染まりとても美しいものです。我が家では少し発色が悪い様です。本種は2012年の7月に食虫植物愛好会『鈴鹿』の管理人様からお譲り戴いたものです。
最初は調子が良かったのですが、年を追うごとに調子が悪くなり、一昨年には夏越しでダウン、枯死寸前にまでなりました。その後不定芽が発生しましたが、暫らく愚図りっぱなしで、昨年も殆ど死の淵にいました。
最初は調子が良かったのですが、年を追うごとに調子が悪くなり、一昨年には夏越しでダウン、枯死寸前にまでなりました。その後不定芽が発生しましたが、暫らく愚図りっぱなしで、昨年も殆ど死の淵にいました。
そう言えば、本種も入手して一度も植え替えていませんでしたので、早速植え替える事にしました。ミズゴケ、根共にボロボロ状態で、これでは愚図る筈で、枯死しなかったのが逆に驚きです。今回植替えしましたので、初夏までには何とか体力を付けて夏越しして欲しいものです。下段写真左から、
1.2012年7月5日、入手当日に撮ったもので、3株戴いた内2株を一つの
素焼鉢にミズゴケで植え込んだ様子
2.2012年9月14日に撮ったもの。陽に良く当てて育ててきたせいか、結
2.2012年9月14日に撮ったもの。陽に良く当てて育ててきたせいか、結
構発色が良くなった様に思う
3.こちらも同日に撮ったもので、残り一株を素焼鉢に植え付けていたもの。こ
3.こちらも同日に撮ったもので、残り一株を素焼鉢に植え付けていたもの。こ
ちらも程良く発色している
4.2013年6月6日に撮ったもので、2株植えのもの。葉がだらしなくグン
4.2013年6月6日に撮ったもので、2株植えのもの。葉がだらしなくグン
グン伸びている
5.こちらも同日6月6日に撮ったもので、1株植えの方。昨年末もそうだった
5.こちらも同日6月6日に撮ったもので、1株植えの方。昨年末もそうだった
が、この株だけ開花する

1.2012年12月6日、1株植えのものだけ開花。薄いピンク色の花
2.こちらも当日撮った花のアップ。花弁はとても薄く、向こうが透けて見えそ
2.こちらも当日撮った花のアップ。花弁はとても薄く、向こうが透けて見えそ
うな感じ
3.2012年12月9日、大分咲き上がって間もなく終わりそうな感じ
4.2013年6月6日に撮ったもの。この日は曇り空で蕾が開いていなかった。
3.2012年12月9日、大分咲き上がって間もなく終わりそうな感じ
4.2013年6月6日に撮ったもの。この日は曇り空で蕾が開いていなかった。
結構特長的な蕾。今年は花茎が2本上がり、1本は開花終了、2本目が次々
と開花している状況

1.2013年10月19日、この年は猛暑だったせいか枯死してしまったと思
い鉢を処分しようと思ったら、不定芽が2芽発生していた。何んと地下部が
生き残っていたようである。ホッ!
2.2013年11月4日、徐々に不定芽が大きくなってきた。今思えば、この
2.2013年11月4日、徐々に不定芽が大きくなってきた。今思えば、この
時点でしっかりと植替えしておけばもう少しは成績が上がっていたと思う。
この後2014年は通年愚図りっぱなしで、1枚も写真を撮っていなかった
3.こちらは今朝2015年1月24日、植替え前に撮ったもので、調子が悪い
3.こちらは今朝2015年1月24日、植替え前に撮ったもので、調子が悪い
まま。しかも陽当たりの悪い場所に追いやられていたため、オールレッドが
オールグリーンに化けていたよ~
4.古いミズゴケと腐った根を取り除いた状態。5株+極小1株
5.設置場所もないので、全ての株を新しい素焼き鉢にミズゴケで植え付けした。
4.古いミズゴケと腐った根を取り除いた状態。5株+極小1株
5.設置場所もないので、全ての株を新しい素焼き鉢にミズゴケで植え付けした。
前回ご教示頂いた事を参考に、根部を深植えとした。因みに長めの根もとぐ
ろをまかせて一緒に植え付けた。笑 これで回復してくれるだろうか。1週
間位したら、陽当たりの良い場所へ移そうと思う
