本日は、N.???(ラベル落ちNO-3)不明種について ‐その3
(我が家の温室内こぼれ種の成長過程)
 
この品種(ラベル落ちNO-3)の自生地は我家の温室内です。我が家では時折交配を実施しており、蒴果が裂開し飛散する前に採取しているつもりなのですが、どうも種子が飛び散っている様で、何時の間にか発芽していました。強運ネペン、折角生えた実生ですので、このまま成長過程を観察することにしました。実生育成はとても時間がかかりますが、根気強く育てていきたいと思います。
前回5ケ月程前に記事にしましたが、ほんの少しずつですが大きくなってきています。これ位まで成長してくれれば、ロストの可能性はググッと低下すると思います。果たしてどの交配種なのか、今現在は判りませんが、この春以降、葉に特徴が表れてきている様に思います。葉縁に薄茶の軟毛が生えており、宿主のN.ampullariaと良く似ているような気がします。確かN.ampullaria系の交配もした様な・・・。
果たして何れの交配種なのでしょうか。今後の成長がとても楽しみです。
今回は、成長過程のその1から現在までの定点観測(と云っても画像写りが固定できていないため見辛いです。ペコ)をフラッシュしてみました。最新記事は再下段写真6枚とそのコメントになります。下段写真左から、
 
1.2013年7月15日、初めて実生を確認した日で、既に本葉が1枚展開し
  ていた
2.2013年8月23日、既に本葉が3枚、次の葉も少しずつ大きくなってき
  ている様子
3.2013年9月21日の様子
4.2013年10月19日、一回り大きな葉が展開してきた
5.2013年11月4日の様子で、大きめの葉は2枚展開
6.こちらは2013年11月27日に撮ったもので、更に一回り大きな葉身と
  なった。やっと葉身と嚢が分離した感じ。順調に成長してくれているので、
  このまま観察を続けたいと思う。果たして両親は?大きくなれば判別すると
  思うので、それまで気長に、待ちまひょ!待ちまひょ!うひょひょひょひょ
イメージ 1
1.2013年12月9日の様子
2.2013年12月25日、最新の葉が成長したのと同時に古い補虫嚢は枯れ
  始めた
3.2014年1月16日、次の葉身が展開、小さな嚢が徐々に膨らみ始めたと
  ころ
4.2014年2月3日、展開した葉身は今までよりもやや大きくなった感じが
  する
5.2014年2月15日、ほんの少しではあるが、明らかに大きくなった
6.2014年3月29日に撮ったもので、最新の葉身が展開中。何となく今ま
  でよりも大きくなる気配が・・・・。更にある変化が。今まで鋸葉だったが、最
  近の葉には鋸が無くなり、目を凝らして見ると葉の表面に薄茶色の産毛が沢
  山生えていることに気付いた。もう少し大きくなれば更に特徴が出てくるの
  かもしれない
イメージ 2
1.2014年4月20日、順調に生育中
2.2014年5月7日、嚢付きも良いようだが、未だ特徴はない
3.2014年6月17日、葉身の展開は、1.5~2枚弱/月といったところ
  か。まあ無難な成長ではあるまいか
4.2014年7月11日、宿主であるN.ampullaria斑点系も成長してきている
  ので、徐々に陰になってきた感じ
5.こちらは今朝2014年8月20日に撮ったもの。発芽確認から1年少々経
  過した。草体も大分がっちりとしてきたのと、嚢が少しずつ葉身から離れ、
  蔓が徐々に伸びていっている様子
6.これも今朝撮った補虫嚢のアップ。やっと嚢をアップで撮れるくらいにまで
  成長した。少し色合いも乗ってきた様で、後半年もすれば特徴がはっきりと
  してきそうかな?
イメージ 3
 
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