本日は、N.maxima Watutau dwarf×N.Nanbaraの交配‐その1について紹介します。
①交配親:N.maxima Watutau dwarf[♀]×N.Nanbara[♂]
②交配日:2014年1月11日
③採取日:2014年4月23日
④播種日:2014年4月26日
⑤発芽確認日:2014年7月8日
②交配日:2014年1月11日
③採取日:2014年4月23日
④播種日:2014年4月26日
⑤発芽確認日:2014年7月8日
N.maximaは、非常に分布域が広く、スラウェシ島、ニューギニア島、マルク諸島等に自生しています。生息域が広いため変異も大きい様です。この種子親はマクシマの中でも比較的小柄な華奢な感じです。ロゼットの頃はガッチリとした感じの草体ですが、直ぐに徒長しヒョロヒョロっと伸長します。下位補虫嚢は淡緑色に、赤、紫のストライプが顕著になりとても美しく、アッパーは独特な尻ずぼみになります。
一方花粉親のN.Nanbaraは、N.globamphoraとN.ventricosaの交配と言われており、種子親のN.ventricosaに良く似ています。あまりくびれがなく寸胴な感じです。下位補虫嚢は赤身が強くとても良い色合いですが、上位補虫嚢は殆どグリーン一色となりロート型になります。低温、高温にも強い品種です。
今回、この2種を交配してみました。両親の性格から、低温には強い品種になるとは思いますが、どう育ってくれるでしょうか。今は双葉が展開しているのは4芽程度で、発芽中のものもちらほら見受けられますので、後一ヶ月もすれば一通り発芽がそろってくれるのではないかと思います。下段写真左から、
一方花粉親のN.Nanbaraは、N.globamphoraとN.ventricosaの交配と言われており、種子親のN.ventricosaに良く似ています。あまりくびれがなく寸胴な感じです。下位補虫嚢は赤身が強くとても良い色合いですが、上位補虫嚢は殆どグリーン一色となりロート型になります。低温、高温にも強い品種です。
今回、この2種を交配してみました。両親の性格から、低温には強い品種になるとは思いますが、どう育ってくれるでしょうか。今は双葉が展開しているのは4芽程度で、発芽中のものもちらほら見受けられますので、後一ヶ月もすれば一通り発芽がそろってくれるのではないかと思います。下段写真左から、
1.種子親N.maxima Watutau dwarfのロアー、N.maximaにしては小柄な品種
だが、着袋良く、腋芽も良く発生しブッシュ状になる事が多い
2.一方花粉親のN.Nanbaraで、どちらかと云うとN.ventricosaに良く似る。低
2.一方花粉親のN.Nanbaraで、どちらかと云うとN.ventricosaに良く似る。低
温、高温に強い強健種

1.蒴果と種子。雌花の数が少なかったので、採取できた種子も少量であったが、
ほぼ充実している様である
2.こちらは今朝2014年7月10日に撮った播種鉢内の様子。やっと双葉が
2.こちらは今朝2014年7月10日に撮った播種鉢内の様子。やっと双葉が
展開してきた。未だ4芽程度だが、何れ出揃うと思う
