本日は、N.maxima Watutau dwarf×(N.maxima dark×veichii H/L Sarawak EP)の交配‐その1について紹介します。
①交配親:N.maxima Watutau dwarf[♀]×
①交配親:N.maxima Watutau dwarf[♀]×
(N.maxima dark×veichii H/L Sarawak EP)[♂]
②交配日:2013年12月30日
③採取日:2014年4月19日
④播種日:2014年4月19日
⑤発芽確認日:2014年7月4日
②交配日:2013年12月30日
③採取日:2014年4月19日
④播種日:2014年4月19日
⑤発芽確認日:2014年7月4日
N.maximaは、非常に分布域が広く、スラウェシ島、ニューギニア島、マルク諸島等に自生しています。生息域が広いため変異も大きい様です。この種子親はN.maximaの中でも比較的小柄な華奢な感じです。ロゼットの頃はガッチリとした感じの草体ですが、直ぐに徒長しヒョロヒョロっと伸長します。下位補虫嚢は淡緑色に、赤、紫のストライプが顕著になりとても美しく、アッパーは独特な尻ずぼみになります。
一方花粉親の(N.maxima dark×veichii H/L Sarawak EP)は、昨年の12月にブログでお世話になっている、こっちゃんさんから花粉をお譲りいただきました。こちらはアッパーのお写真を拝受致しましたが、魅力的な嚢を付ける種類の様です。いただきもののお写真ですので、本ブログの掲載につきましては割愛させていただきます。
真冬に交配しましたので、種子が実るまでに時間を要しましたが、何んとか結実してくれました。唯、種子親は花数が少なく、僅かな量しか採れませんでした。暖かくなってきた時期に播種したものの、比較的発芽に時間を要しましたが、最近になって漸くボチボチ発芽が始まりました。これからの成長が一寸楽しみですね。下段写真上から、
一方花粉親の(N.maxima dark×veichii H/L Sarawak EP)は、昨年の12月にブログでお世話になっている、こっちゃんさんから花粉をお譲りいただきました。こちらはアッパーのお写真を拝受致しましたが、魅力的な嚢を付ける種類の様です。いただきもののお写真ですので、本ブログの掲載につきましては割愛させていただきます。
真冬に交配しましたので、種子が実るまでに時間を要しましたが、何んとか結実してくれました。唯、種子親は花数が少なく、僅かな量しか採れませんでした。暖かくなってきた時期に播種したものの、比較的発芽に時間を要しましたが、最近になって漸くボチボチ発芽が始まりました。これからの成長が一寸楽しみですね。下段写真上から、
1.種子親のN.maxima Watutau dwarf、ロアーで結構渋い色合いになる
2.こちらは典型的なN.maximaのアッパーか。ロアー、アッパー共に本種とし
ての趣きを感じる。一般的なN.maximaより細身ではあるが、地際から良く
腋芽が発生し、ブッシュ状になりやすい
3.蒴果と種子。雌花の数が少なかったので、採取できた種子も少量であった

1.こちらは今朝2014年7月4日に撮った播種鉢内の実生。未だ数芽ではあ
るが、ボチボチ発芽が始まった
