| 震える牛 | |
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昨夜の嵐は、すごかったですね~
常識はずれの今回のような暴風エネルギーを効率良くしゅっとまとめて
前向きな発電に活用できるような技術って
できないものでしょうか?
風で震える家の中では
さっぱり眠ることもできず
半分まで読み進めていた
この『震える牛』の後半を
一気に読み倒してしまいました
ジャンルとしては社会派ミステリーという分類になるのでしょうか
2年前に都内で起こった未解決の強盗殺人事件の謎を
地味目の主人公刑事が徐々に解き明かして行く中で浮かび上がる
現代社会が抱えるダークサイド
なかなかに読みごたえあります![]()
警察、ネットメディアの記者、巨大企業の経営陣という
相異なる三者の視点で物語がそれぞれに進行し
接点のなかった三者がやがて少しづつ絡み合い
徐々に謎が解明されていく過程が面白い
本作が提示している問題テーマを
著者が充分に精査しているからこそだと思いますが
描写が精緻で説得力があります。
新潟県出身の著者ということもあるのでしょうが
新潟、三条方面へ捜査を行う伏線もあったりして
主人公は三条でカレーラーメンを食べちゃいます![]()
地元人としては、なんかニンマリ
ネタバレになるとまずいので
あまり深いことは書けませんが
キーワードは
"食の安全"
"地方都市の衰退・無個性化"etc.
"震える牛" ってなんだろうと思いながら
その真相がわかったときは
なるほどっ
そして、こういうことって実際の現実社会でも
いったいどうなのよ って
考えれば考えるほど
疑心暗鬼になること必至です![]()
