北陸線途中下車の旅 | クローリングモンキーのたわごと

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諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

宿のバスで駅に送ってもらい湖西線・永原で乗車、

近江塩津でJR北陸本線に乗り換え、

木之本で下車、駅周辺を散策します。

 

まず、時宗のお寺、木本地蔵院(浄信寺)を参拝。

境内に入るとお堂の横の高さ6mの

地蔵菩薩大銅像に目がゆきます。

本堂に安置されている地蔵菩薩立像の

3倍の大きさのレプリカとのこと。

 

柴田勝家VS羽柴秀吉の賤ヶ岳合戦(1583年)では

こちら浄信寺に秀吉軍の本陣が置かれたそうです。

 

浄信寺・地蔵菩薩大銅像

 

賤ヶ岳合戦といえば、

武勇を上げた秀吉配下7人の家来「七本槍」。

という事で、北国街道沿いを南に歩いていくと

当地の地酒・七本槍の看板と大きな杉玉が目立つ酒屋

富田酒造さんに立ち寄りました。

重厚感ある建屋が歴史を感じさせてくれます。

 

北国街道沿いの富田酒造

 

次の目的地まで1駅分、北国街道(国道8号)を

歩いて行くのもいいかなと思いましたが、

折からの暑さのなか炎天下の散策でお腹も空き、

街を半周して折り返して木之本駅前にある

昭和風の佇まいの食堂で早めの昼食。

こちら福田屋さんにて

冷やし中華とビールで火照った体を冷やしました。

 

駅前の食堂・福田屋さんで昼ごはん

 

昼食後、木之本の次の駅、高月で下車。

駅から徒歩10分程にある

渡岸寺の十一面観音立像を拝観。

渡岸寺(どうがんじ)はこちらの地名で、

観音様は向源寺所有の観音堂に安置されています。

観音堂の入口には仁王門があり、

左右の金剛力士像が睨みをきかしています。

十一面観音立像は檜の一木彫り、天平時代製作で

国宝だそうです。

 

    

渡岸寺観音堂・仁王門の金剛力士像

 

向源寺は観音堂から西に歩いてすぐです

 

高月駅に戻って次の電車を待つ時間があり、

構内のお土産屋さんのカフェでコーヒーを啜りながら

流れていた「観音の里」の紹介ビデオを眺めていたのですが、

店員さんに「あのビデオは売ってるんですか?」と訊くと

「よかったらどうぞ」と非売品の高月町町制50年記念の

VHSテープを譲っていただき感謝感謝。

 

今回は向源寺だけ参拝しましたが、

高月町は「観音の里」ともいわれるように

他にも多く仏像を所有するお寺があるようで、

次の機会には、この高月町の紹介ビデオで学習してから

町内をじっくり時間をかけて歩いてみたい。

 

長浜駅まで乗車し今宵の宿、

北ビワコホテルグラツィエさんへ。

イタリア風のホテルでテルマエも満喫できました。

この日は駅ビルの中のスーパーで

地元食材を購入して夕食としました。

琵琶湖で取れるニゴロブナを発酵させて作る鮒寿司は

塩辛く独特の匂いですがお酒のつまみに逸品です。

 

翌日は豊公園を訪れ、秀吉初の居城

長浜城址にたつ模擬天守の長浜城歴史博物館を見学。

外観は3重の城ですが展示フロアは5階あり、

充実した内容でじっくりと勉強できました。

長浜城歴史博物館

 

長浜築城シーンのジオラマ…石垣を作っているのは穴太衆でしょうか

 

長浜を後にし米原で乗り換え、

長距離乗車券の有効期限をフルにつかった途中下車3泊4日の

旅を終え東海道線で帰途につきました。