京都の街中の古刹を訪ねた翌日、
叡山ケーブルの始発に間に合うよう少し早起き。
京阪電車出町柳乗り換え、
叡山電鉄で八瀬比叡山口へ。
ケーブル八瀬駅9時発、ロープウェイを乗り継ぎ
比叡山山頂にアクセスしました。
比叡山延暦寺は延暦7年(788年)開山、天台宗総本山。
山全体が境内ということで、
全域フリーのシャトルバスで巡拝しようか少し迷いましたが、
結局本日も徒歩でお参りすることにしました。
歩き出してすぐローファー靴で訪れたことを後悔。
山中の境内、当然、坂も石ころもある山道ですから、
トレッキングシューズで来るべきでした。
観光気分でちょっと甘かった…
東塔の入口手前の受付で巡拝券700円を購入して
厳粛な心持ちで比叡山拝礼をスタート。
帰途は坂本方面に下山するため
奥の方から回ることにしてまず西塔へ。
山王院の脇の長い階段を降りていくと
名刹らしい霊気が感じられます。
山王院~浄土院に至る階段
下りきった突き当たりにある浄土院を拝観。
こちらには伝教大師の御廟があり
12年間俗世を離れ最澄上人の御霊(御影)に奉仕する
厳しい修行である「十二年間籠山行」の現場だそうです。
浄土院拝殿と枯山水の庭…裏手に伝教大師の御廟があるそうです
さらに林道を歩くこと10分で西塔の入口に到着。
にない堂の渡り廊下をくぐり階段を下り
正面にある釈迦堂を参拝。
そして、入山してからずっと厳かな鐘音の干渉を
耳にしながらここまで歩いて来たところで
その音源を見つけ、鐘楼の頂上まで急な階段を登り
梵鐘を突かせていただきました。
西塔エリアから林道に戻ってきましたが、
3時間かけて横川まで往復するには旅程に余裕なく
折り返して東塔に向かいます。
東塔エリアに入り、法華等持院の東塔・阿弥陀堂を参拝。
さらに階段と坂道を下り、根本中堂へ。
法華等持院・東塔
根本中堂は2年前から60年ぶりの大改修中との事で
工事足場とシートで外観は見ることが出来ませんが、
堂内に入りご本尊の薬師如来像と常灯明を拝謁。
根本中堂から外へ出て文殊楼に向かう階段の脇のフェンスに
比叡山で修行された名だたる法師の肖像画が目に留まりました。
仏教が庶民に求められ世俗に普及していく鎌倉時代。
その頃興った鎌倉新仏教の6宗派。
その宗祖…法然・栄西・親鸞・道元・日蓮・一遍は、
全て比叡山で修行をしたのですね。
改めて日本仏教の母山と言われる延暦寺の
歴史の重みを感じます。
比叡山で修行された高僧の紹介パネル
急な石段を登って最後に文殊楼を参拝。
こちらが山門にあたるとのことで
本来の巡礼順とは逆になってしまいましたが
これで延暦寺巡拝を終えました。
文殊楼
ここまで歩いてかなりお腹も減ったので
無料休憩所で持参したおにぎりでランチにしました。
昼食後、坂本ケーブルの比叡山駅に向かいます。
駅までの下り道で眼下に母なる湖
琵琶湖の姿が確認できました。
比叡山から琵琶湖を望む…沖島が見えます
坂本ケーブルで琵琶湖側に下ります
比叡山駅から坂本駅までのケーブルの下りは10分程。
さて、ここからJR比叡山坂本駅までは江若バスで7分なのですが、
運賃230円を節約し徒歩で駅まで向かいます。
乗換案内アプリで湖西線の下り列車時刻を調べると
約20分後到着のちょうど良い列車があり、
これに乗車しようと1kmあまりの距離を小走りでアプローチ。
リュックを背負ってのランは思ったよりタフで
最後は汗だくになって駅に到着。
比叡山坂本駅で自宅最寄りの駅まで復路の切符を購入。
ここからは、3日間ある有効期間を活用して
ローカル線途中下車の旅となります。
さて、JR湖西線で次の目的地高島市の新旭に向かいます。






